2020年10月19日
750Turboのレストア日記
誕生日プレゼントがやってきた!
3度目の正直で、やっと支払いが完了しジャーナルベアリングが入手できました。
ベアリング自体は、英国のメレット社の製品っぽいです。
まだどんな仕上がりになるか判りませんが、今のところ「意外と使えるんじゃないの?」なんて感触です。
只今期待値MAXですね。(;^ω^)

急激に寒さが増してきて、もう今シーズンは断念な様相。
今日は冷たい雨ですし・・・。
750turboは、オーナーの誕生日に世辞の一つすら発してくれずダンマリです。

ε-(ーдー)ツカレタ・・
未来へ
過去へ
最小限の注油にとどめながら、コンプレッサー側からジャーナルベアリング挿入。
続いてセンターカラー、そしてもう一個のジャーナルベアリングと押し込んでいきます。
クリアランスは割と大きいので苦も無くセットできます。
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数々の苦難を乗り越え、ようやく米国G-POP社よりジャーナルベアリングが本日届いた。
多分に漏れず、確認の寸法チェック。
数値は外径/内径/厚みで単位はミリ。
米国14.900/8.95/7.05 ちなみに純正14.925/9.05/7.045
内径はノギス測定なので参考程度の数値だが、外径が微妙に小さいのは御愛嬌ってところか。
私の測定精度も怪しいものだけど。
ベアリングハウジングのボア内のキズは、結構目立つ感じだけど。
プロならホーニング加工するんだろうなぁ・・・。
最後にCクリップを嵌めて、ジャーナルベアリングが固定されました。
スラストベアリングの固定にも旧品のトルクスビスを再使用。
トルクスは嫌なのでホントは交換したいのだが、台湾キットにはビスが入ってなかったし、まぁ実験タービンなので再使用。
ネジロック材を再塗布して締めました。
3Mの高耐熱永久固定タイプTL72Jを塗布。
潰れた純正が1.75mm。
新品は1.95mm 公式寸法は2.0mm(マスオカS-32)。
他に3.5mmの品も用意しましたが、太すぎるようでした。
劣化変形したゴムの寸法を、推測するのは難しい。
ネジロック材にオイルが混じらないように、ココまで各部オイルの塗布は最小限にとどめてきました。
続いてタービンバックプレートを嵌めこみますが、オイルはピストンリング部に滴下とOリング部に薄く塗る程度にして被せました。
グイッと押し込むとピストンリングが縮み、パチンッ!と嵌りました。
続いて排気ハウジング合体。合わせマークがあるので、嵌めこみ位置を間違える事はない。
ただ、結構ハマリがきついので、私は木ハンマーでコンコラ叩きました。
嵌合部に556みたいな潤滑剤塗ったほうが良かったかも。
次はそうしよう。
この時点では、まだ新品のOリングが潰れていないため、バックプレートが浮きタービンホイールを押すため回転が重いです。
無理に回したりしない方が良いかなと。
インチキコンプレッサーホイールの取付。
ネジロックを極少量塗布して締め付け。
10mmのメガネレンチ2本で締めれます。
排気ハウジングが傾いてブレードに接触してないか確かめたら、SUS製のクランプで締め付け。
クランプに装着の向きがあるようなのでご用心。
もうこれで、コンプレッサーハウジング被せればほぼ完成だが、ハウジングには微妙な向きがあるので、あとは現在ついているタービンを外してからですね。
ネジロック材の硬化もあるので、今日はこれまで!!
ε=( ̄。  ̄;)フゥ-
まぁ、実験だし細かい点は目をつぶり前進!
タービンシャフトのピストンリング部に注油して、ハウジングボアへシャフト貫通。
ヒートシールドプレートを被せるのをお忘れなく。
続いてスラストベアリングを装着。
プレートの表裏間違えないで。(合わないけどネ)
プレート以外は旧品再使用。
シールのOリングも交換。
純正品はやや灰色っぽい特殊そうなゴムだけど・・。
耐熱性が問われそうな場所なので、汎用のフッ素ゴム製を選択。
上の純正のほうが一見太く見えますが、潰れています。
英国メレット社では、HT10タービンの部品が販売されているようです。
ただ、個人販売はしてないような感じ。
0.05mmのオーバーサイズやアンダーサイズのベアリングもあり、部品番号は公開されています。