2018年9月20日
750Turboのレストア日記
やっぱ北海道しょ!
待望の北海道上陸を果たし、早朝から延々走り続けました.。
ただし、交通量は少なく信号なんてほとんどないので、全く疲れませんけどね。
カーブらしいカーブもなく、タイヤの真ん中のみどんどん減りそうです。
一般道で529Km走ったのは、自身の最高記録です。
本当は明日21日に宗谷岬へ行くつもりでしたが、とにかく天気の良いうちに走ろうと一心不乱でした。
結果2日分のルートを1日で走破してしまい、さて明日からはいったい・・・。
本州とは全くスケールの違う北海道。
まだまだ走りますよ。
下船後一時間ほど走り、すっかり明るくなったので道端で小休止。
彼方に風力発電塔が数機見えます。
道北の海岸沿いは発電風車だらけです。
午前8時半に羽幌でガソリン補給をして、再びオロロンラインを北上始めるも、羽幌〜遠別町間の道に、赤とんぼが大量発生。
ヘルメットシールドやカウルにトンボのカミカゼ攻撃を受け、清掃作業のため、「道の駅
富士見」に臨時停車。
他のバイカーも同様に停車清掃していました。
(TT)
9月20日午前4時40分下船。遂に北海道へ上陸である。
航海中は大きく揺れることなく快適であったが、大浴場の湯はゆっくり大きく波打っていたので、それなりに揺れていたのかもしれない。
(ドライブカメラ切り取り画像)
小樽港を出てR5オロロンラインを進む。
石狩湾沿いの道路を走っていると、湾の沖合から、空が白み始めた。
(ドライブカメラ切り取り画像)
午前7時30分に「道の駅 おびら鰊番屋」で休憩停車。
まだ営業時間外で、店舗は閉まっていました。
どんどん北進して、サロベツ湿原へ右折する交差点そばに「砂丘のえき」がポツンとあります。
建物には「ハウス砂丘林」と記されており、この日は休業状態であった。
コーヒーでも飲めるかと思ったが・・・。
ネットでは訪問記が散見できるが、休店日なのか廃業したのか不明である。
留萌から北のR232オロロンラインは、眺望の開けた海岸沿いを延々走る感じとなります。
そこそこ交通量がありますが、平均70〜80Kmの時速で信号もなく快適に走る事ができる。
下船後、小樽フェリーターミナルで「らべんだあ」と記念撮影。
まだ夜が明けておらず暗い。
いよいよ人生初の北海道上陸。
渡道前に373さんから「道が良いから、交通取り締まりに気をつけて!」と、クチうるさく再三警告を受けた。
「ハイハイ(-。-)y-゜゜゜」と、適当に返事をしていたが、新潟港で同船となったz650ザッパーに乗ると言う札幌のバイク屋さんが話しかけてくれて、「サロベツ方向行くのなら、取り締まりに気をつけて」と、アドバイスされた。
地元民の忠告は、より現実味を感じるアリガタイものだ。
また、そのバイク屋さんは「5時小樽発なら宗谷岬まで1日で回れるよ」と教えてくれた。
好天のうちに宗谷岬まで到達したい私にとっては、心強いアドバイスだ。
バカナビに、なぜかこんな時間に銭函駅前を通るショートカットを案内されたりしながら、R337〜R231とオロロンラインを進む。
画像は石狩河口橋だろうか。この周辺は雨が降ったらしく路面が濡れており、すれ違うダンプの飛沫が冷たくツライ。
(ドライブカメラ切り取り画像)
カウルの中からも4〜5匹摘み出した。
まだ生存していて、再び飛び立った奴もいた。
時速70キロだと、トンボが避けてくれるが、80キロ以上だと回避不能な様子だ。
でも70キロ以下だと後ろが詰んでしまいます。
私のバイクは、トンボ収集機と化してしまったのだ。
トンボ攻撃が終わり、午前10時前に遠別町通過。
R232は遠別町内で、右に左にとクランクして、やや内陸側へ移動します。
遠別町以北は、グッと交通量が減りました。
(ドライブカメラ切り取り画像)
「道の駅 富士見」は、なにやら工事中のようで建物エリアはフェンスで囲われていました。
そして遂にオロロンラインのメインルート、天塩町〜稚内市間の道道106号の入り口に立つ。
最初気づかなかったが、バイク右横の白線上にリスがお出迎えしてくれていました。
北上を始めるとマズは「オトンルイ風力発電所」が見えてきます。
原野の中に風車群が建つ景色は、異世界に来たような感覚です。
「北緯45度通過点モニュメント」の北には「浜里パーキングシェルター」があります。
豪雪時の緊急避難シェルターらしく、路肩駐車帯やトイレが設備されているようです。
道北各所、国道以外の寂しい場所でも、この立派なシェルターがありました。
さらに北上すると、幌延町の「北緯45度通過点モニュメント」があり、かなたの利尻山とともに記念撮影。
「砂丘のえき」から利尻山を望む
オロロンラインを一旦東へ折れて、「サロベツ湿原センター」を目指す。
広大なサロベツ原野を、一直線に横切る道です。
正午前に「サロベツ湿原センター」到着。
湿原で泥炭を採掘していた時代の浚渫船が置かれていました。
湿原には木道が整備されており、湿原内を1Kmほど散歩できます。
どこからでも利尻山が見えますね。(^o^) ひたすらに広大。
ここで軽い昼食代わりにソフトクリームを舐めていたら、関東組のハーレー氏が「豊富町のパン屋さんで買ったパンだけど、買いすぎちゃったから食べて」と、パンを貰いました。
一応、稚内での昼食の目当てがあるので・・・ありがたくいただきました。
再びオロロンラインへ戻り、どんどん北上する。
電柱などない海岸沿いを、ひたすら直進。
そろそろオロロンラインからの利尻山も撮り納め。
午後1時ごろ、昼食の目的地、稚内「樺太食堂」さん到着。
ウニが売りの、丼飯屋さんです。
有名店のようですが、地震の影響か店内は私を含めて4人だけでした。
残念な事に、ウニメニューは大丼にしか設定がなく、大食漢ではない私は小丼の「カニ・イクラ丼」にしました。
1,400円ほどだったかな。お釣りは震災募金箱に入れました。
食後稚内市内方向へ走り、「稚内港北防波堤」で記念撮影。
ここからR238オホーツクラインへ進入。
そして午後2時過ぎに、最北の目的地「宗谷岬」到着。
\(^o^)/
とにかく一心不乱に宗谷岬を目指して走っていたので、ここでふっと、土産を買うことを一切忘れていた事に気づいた。
まぁしかし、たどり着けてよかった。
宗谷岬の出光ガソリンスタンドで給油したら、最北端給油証明書と貝殻のお守りをもらいました。
今夜は音威子府に宿をとってあるので、R238オホーツクライン〜浜頓別でR275と走り、宿へ急ぎます。
日没は5時なので、理想としては4時宿到着を目指します。
R275では鹿の飛び出しを目撃しながら延々走り続け、午後4時15分、今夜の宿「天塩川温泉」に無事到着した。
何もないところにポツンと建っている印象。村の公共温泉施設でもあるようだ。
近くにはこの宿のための?駅「天塩川温泉駅」があります。
1両しか停まれないようなローカル線風の小さな無人駅ですが、れっきとしたJR宗谷本線の駅です。
部屋は洋室シングルで申し込んでありましたが、より広い和室8畳部屋をあててもらえました。(^^)
ボクの好きなくつろぎセット(小椅子と小机)がないのは残念。
到着早々に風呂に入り、出たらビールを。
やっぱ北海道はサッポロビールですよね。
さてさて、サロベツでハーレー氏に貰ったパンの処遇はどうしたものか・・・(-_-)
夕食には蕎麦もついていました。
安価なコースだが、私には十分な内容で不満なし。
北海道の食べ物は、美味しいものばかりです。
仕上げはやはりコレ。
天塩川温泉ラベルの酒だが、なにか味に覚えが・・・。
キャップを見て納得。
北海道の酒蔵「千歳鶴」でした。