2017年9月29日
750Turboのレストア日記
連休が絡むと宿の予約が取れないんだよなぁ・・・
リアスプロケットがそろそろ交換時期となり、この機会にリアサス周りの徹底整備を断行します。
チェーンなんかはマダマダ使える状態だが、全体が同程度に消耗はしないので仕方ない。
スイングアームのガタツキの原因?となるスイングアームシャフトも今回交換する事に。
純正パーツはすでに欠品なので、「スピードショップ イトウ」さんから発売されているリプロ部品を今回は使ってみた。
リンク周りのスリーブも発売されており今回交換用に購入したが、整備に明け暮れていてはシーズンが終わってしまいそうなので一旦整備は店じまい。
リンクシャフトは前回のチェックではさほど消耗していなかったので、まだしばらくは問題ないだろう。
フロントのホイールベアリングも一緒に購入したが、まぁコレはタイヤ交換の時に作業すれば良いだろう。
リアのベアリング類も、外したモノを考察したところガタツキなどは全く発生してない感じでした。
ただ、全て作業を終えてバイクを手で押した時は、少し軽く動くようになった感じはしました。
ちなみにホイールBg類は全てC3隙間品で統一しましたが、373大将曰く「ホイールBgなら隙間はさほど気にしなくても良い」とか。
チェーンは江沼製の無垢鉄品です。チェーンオイルのクレサージュで磨けばメッキ品でなくともピカピカになるので、無垢の製品で良いかなぁと思いまして。
懐かしの穴あきチェーンです。(昔ほど激しい穴は開いてませんけどね)
スイングアームのベアリング打ち換えやチェーンカシメ、ドライブシャフトナットの緩め・締め付けなど、今回も373さんなくしては出来ない作業を手伝っていただきました。
いくら感謝してもしきれない有り難さでありマス。

さて、あとは兎に角・・・走るのみ・・ですかね。
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ストックパーツのリアハブダンパーも交換することに。
まだ出るパーツは買っておこうと思い購入したものの、交換意義をイマイチ見出せず放置してあった。
まぁ、30年超のゴム部品なので、この際換えときましょう。
今年も秋のバイクシーズンを迎え、気持ちイイ走りの実現を固めるべく事前整備を敢行ス。
オーバーホールから10年以上、25000キロ超走破したので、アルミ製リアスプロケをそろそろ交換したい時期。
AFAM社の製品ラインナップが変わり同じ品は入手不可能なので、今回はサンスター社製に前後共一斉交換。
ついでにリアスイングアーム周りも全体整備する事に。
この機会にストックパーツも一気に消費しよう。どうせ残り少ないバイク人生だし。
それでも今回新規購入部品代だけでも、一万円様が何枚も旅立って行った。
まぁ、諦めが肝心だな。マズはチャッチャとエアクリBOXを外して作業開始!
フロントスプロケ周りを考察。
チェーンオイルの飛び散り汚れや、タービン用オイルポンプからのオイル滲みなど、さほど状況に変化はないようだ。
Fスプロケもサンスター社製。
ロックワッシャも新品に交換。
旧品AFAM社製は531グラム。
リア周りは徹底的に更新。
ベアリング打ち換えは373さんに持ち込んで作業。
ハブBgは今まで密閉型Bgだが、今回はメーカー指定通りの開放型を購入した。
ドライブシャフトシールも油モレ無く異常ナシ。
油汚れはウエスで拭いて綺麗にしました。
Rホイールベアリング2個も交換。今までは密閉型だったが、今回はシール型。
グリスアップ等する訳では無いので、特に意味は無いけどね。
お疲れ様のFスプロケ。それほど程度は悪くない気も・・・。
25000キロならまぁこんなもんですかね。
チェーンはサンダーで擦ってカット。
このチェーンは、まだ10000キロ位なので勿体無いのだが・・・。
全体が同時に都合よく消耗はしてくれない。
ここで新旧Rスプロケの重量対決。
新品サンスター社製は、490グラム。
スイングアームを外すべく、リンクやリアサスも開放。
リアサスは上部ボルトも外さないと、スイングアームはフレームから抜けないので面倒だ。
今回はチェーンも交換するのでサッサとカットしたい誘惑にかられるが、マズはFスプロケを外す際の回り止めに使う事に。
Rブレーキ踏んで、27ミリナットを必死に緩めるも願い叶わず。
結局373さんにエアーインパクトを借りて緩めた。
ハブとホイールの合わせ面シールも交換。
勿論ホイールのBgシールも換えます。
適当にしていたスイングアームシャフトも交換するので、まだ新しいがシャフトのニードルBgも交換。
ただ、コイツは引き抜き・打ち込みが超難儀。
今回はシャフトを突っ込んで打ち出したが、スイングアーム内で破壊分解してしまい大わらわ。
373さんの手助けが無ければ、とても無理な作業です。
今回スイングアームシャフトは、「スピードショップ イトウ」さんのリプロ部品を採用してみた。
純正部品との耐久性の差が興味深いところだ。
新しいニードルBgに、「コレでもかっ!」と磨耗防止にグリスを詰め込み組み付けた。
Rサス上端ボルトは、グリスアップして規定トルクで締め付け。
下端は勿論、リンク周りのボルトは全てトルクレンチで締めました。
新品チェーンのジョイントカシメは、わざわざ373さんに出張作業してもらいました。
出来上がってみれば純正同様の黒いスプロケットで、シックな感じに決まりました。
スピードメータケーブルもオークション購入して保管してました。
もうソロソロ使わないと、部品抱かえたままバイク人生終了しそうなので交換。
「リアブレーキパッドが交換時期だよ」
最近事あるごとに373大将に指摘されていました。
Rブレーキなんてほとんど使わないんだけどなぁ・・・。
純正品を注文して無事交換。
リアホイールもモノタロウワックスで隅々磨いてピカピカに。
他にリンク周りの各スリーブやベアリングの交換も予定していますが・・・。
シーズン到来なので、走りに専念したいところです。
スイングアームのリンクロッド連結部は、木片を当てて少し叩き間隔を広げておいたほうが良い。
締め付けで間隔が狭まっており、組み立て時にピロベアリングが入らず苦労する。
でも開き過ぎるとクラックが入るので御用心。
チェーンオイルで汚れたスイングアームを綺麗にするには、モノタロウさんの「艶出し鏡面仕上げ剤」がうってつけ。
艶出しだけならユニコンクリームなんかでよいが、こいつはコンパウンドが入っているので汚れが良く落ちる。
ちなみに私はモノタロウ社の回し者ではありません。
Rスプロケの取り付けボルトも規定トルクで締めて、緩み止め板も新調して固定した。
新調チェーンは373の大将にお任せ。
私がお店で「KR250は純正で穴あきの江沼チェーンだったぞ」と講釈自慢していたのを覚えていてくれたようだ。
お疲れさんのAFAM社製リアスプロケットは、モノタロウワックスで軽く磨いてから、仕事場の壁にお守りとして掛けておく事に。
コイツで九州鹿児島から北は青森まで無事走った訳で。
眺めて思い出す記憶は、なんとも感慨深いです。