2016年5月22日
750Turboのレストア日記
コイツを整備していた時間と乗っていた時間。どっちが長いのかねぇ?
遂に燃料圧力計まで登場しての大捕り物となりました。
試運転の感じでは、エンジン排気音や回転上昇フィーリングが大人しくなったような気がします。
急な加速アクションをかけてもスムーズで、以前のようなエンジンのモタツキや、加速途中の引っ掛かりは見事になくなっています。
ちょっと優等生的と言うか、過激感・爆発的トルク感が薄れたような・・・。
しかし、「20年前に購入した当初はこんなフィーリングだったかなぁ。」とも思いますし、スムーズになったからパワーダウンしたとも言い切れないです。
燃圧が下がったので混合気は薄くなり、スロットルセンサーで若干濃い側へ調整しました。
アイドリングの安定度も格段に良くなり始動性も向上。
「GALE SPEED」さんで再生したインジェクターも性能回復に大きく影響した筈。
リフター交換で静かになりフィーリングでは扱いやすくなったエンジン。
コレにて一応完全復調宣言できる状態となりました。
おそらく750turbo純正のレギュレーターは故障し、日産のレギュレーターはもっと基準燃圧が高いか、燃料ポンプとの相性不適。
もともと混合気が濃いための弊害が出始めていたときにインジェクター修理で吐出量アップ。
急加速アクションでの増量吐出時に濃くなりすぎていたと言うのが真相でしょうか。
先日修理したナビ電源は問題なく使えていますが、今度はあとから購入したナビ本体が故障です。
液晶画面は使えるから、画面割れたジャンクを探してまたニコイチしますかね。
ミナミさんの証言通り、敦賀市杉箸の山の中には「又八庵」さんと言うお蕎麦屋さんが存在しました。
なんでこんな山の中に??と言う感じの場所で、ぜひ食してみたかったのだが、実はほぼ同じ場所に「六ちゃん」さんと言うラーメン屋さんが最近オープンしたらしいのです。
こちらも休業だったので、もしかしたら同じ経営なのかな?とも。
このラーメン屋さんは、まだネットにも一切情報が出てない秘境中の秘境店舗。
是非とも一回賞味してみたいものだ。
基本土日祝のみ営業らしいので、行くならご注意を。
これでエンジンはバッチリ \(*^▽^*)/
車体関係に手を入れたい箇所が残っていますが、兎に角入梅までに出来るだけ走りたいものです。
こうなったら意地の徹底追及。
この謎を解決できるのは燃料圧力計しかない。
現状の日産製で計ると、なんと3bar≒3Kg/cm2
しかし、この日に限って「臨時休業」。
。゜゜(´□`。)°゜。
ミナミさんが言っていた幟も建ってないので変だと思いました。
お店の許可も取れないので画像もナシ。
神社とバイクの画像で誤魔化しときます。
燃焼不調の原因は、燃料圧力調整器(フューエルレギュレーター)にアリと予測。
以前取り外した調整器を大捜索の末探し出し、空気圧を掛けて安定圧を計ってみる。
0.26MPa≒2.65Kg/cm2
理論規定値の2.55Kg/cm2より高い?
こうなったら徹底調査!
現在使っている日産製の調整器の同型品もテスト。
アリャリャ?今度は0.28MPa≒2.85Kg/cm2近く。
謎が謎を呼ぶ展開ですな。
長かったホースを切り詰めて、久しぶりにレギュレーター回りが純正ノーマルルックとなりました。
コイツの調整圧力は37psi≒2.6Kg/cm2とアナウンスされており、規定圧の2.55Kg/cm2とほぼ同じ。
早速空気圧でテストしてみると0.23MPa≒2.35Kg/cm2とやや低い。
まぁ空気圧では正確には判断できないな・・・。
九州行の帰路でお世話になった国民宿舎「大城」さんから、新装オープンの案内が来た。
新装しても「国民宿舎」の看板は外さないようです。
試運転はミナミさんが自慢げに話していた漫遊記で聞いた、敦賀市杉箸にあるお蕎麦屋さんへ。
昔の国鉄北陸本線跡を道路化した「柳ヶ瀬トンネル」の奥にある気比神社を北へ曲がり、しばらく進んだ集落内にあります。
こちらは750GP用で、基本750turboと同じ。
こちらは0.21MPa≒2.14Kg/cm2
ヘタッていて圧が低い??
そのままR8へ抜けて帰路へ。
JR近江塩津駅内の食堂「給食屋さん」さんで、きつねうどんを食しました。
以前ココは「ちょっと一福」と言うちょっと有名店でしたが、一旦閉鎖され再び開店したようです。
ラッカー塗装をして純正部品に化ける。
微妙な違いはあれど、基本サイズは全く同一。
取り付け金具類もそのまま流用できます。
当時、日本はこの規格サイズをコピーしたのかも?
購入品は、2.5bar≒2.55Kg/cm2
ドンピシャの規定圧と言ってよい数値だ。
兎に角調整器を交換してみよう。
またまたアメリカの通販サイトを漁り、送料込みで2千円ちょっとの怪しい格安部品を購入。
今回は東海岸のニューヨークに近い場所からの発送だったので、一週間ほどで着荷しました。
今回のツーリングでとうとうナビ1台が完全ダウンです。
「認証エラー」なんてメッセージは今まで見たことないので、本体完全故障でしょう。
価格を考慮すれば、メーカー修理に出す価値はナシ。
一台修理しといて良かった〜。
帰宅後はチェーン給油。
「Oリングチェーンはメンテ不要」と言う勝手な思い込みは基本改心しておりませんが、1万5千キロでパーと言うのも正直ツライ。
主に自転車用のようだが、Vipro's社の「グレサージュ」を使っている。
耐久性はイマイチだが、粘度が低く綺麗に拭きあげるとピカピカになり飛び散らないのが気に入った。