2016年4月27日
750Turboのレストア日記
今年花粉症をほとんど感じなかったのは、ロラタジンのおかげなのか?
とりあえず走行出来る状態まで復調させました。
アメリカから取り寄せたインジェクターホルダーは、形状は違いましたが工夫すれば使用可能でした。
しかし、スロットルボディーを搭載状態でのインジェクター取り付け作業だったため、作業にはかなりの工夫と器用さが必要。
「取り付けの成否には作業運が必要」な感じなので、モタモタしていられない状況から今回は採用中止。
不測の事態用の予備パーツになりましたが、モノの値段と同じ額の送料が掛かったのに勿体無い事になりました・゚・(ノД`;)・゚・。

スロットル同調やポジションセンサーの調整で、巡航3000〜4000回転辺りでの燃焼不良は解消されました。
ただ、加速アクションを起こした瞬間にエンジンがモタツク現象は、かなり以前からだんだん酷くなってきているようで気がかりです。
インジェクターを再生した今、燃圧不良かなと推測していて、更なる対策を打とうと考えています。
エアーフィルターへのブローバイの量も少ないようで、エンジン自体の状態は良いと思います。
エンジンは、徐々にスロットルを開ければ綺麗に回転上昇しますから。

エアーフィルターは現在メーカー在庫が8個との事でしたが、まだ製作してくれているような感じ。他車種で採用されてるのかな?
スポンジ部品は買いだめ出来ないのが辛いところだ。

猫寺は日曜日という事もあってか凄い人出でした (*^o^)ノ(=^・^=)ヾ(・ω・*)
ただ大半の猫は、駐車場に停まった大量の車の下に入り込んでサボッてしまっています。
猫たちにとっては、餌をくれない人間なんてウザイだけの存在なのでしょう。
人の相手をしていた猫は10匹も居ない感じでした。
「猫が少ない」と、ボヤいているオジサンもいましたが、ここは「ネコカフェ寺」ではなく「ネコ救済寺」なんで (~ヘ~;)
ネコ接待を受けたいかたは、お金を払ってネコカフェへ。
御誕生寺さんでネコと触れ合いたいかたは、人出が少ない平日に行くのがよろしいかと思います。

さてさて、バイクは何時になったら完全復活するのやら・・・。
未来へ
過去へ
純正のインジェクターホルダーに急遽戻して、無事インジェクター装着。
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試運転は福井県武生IC近くのお寺「御誕生寺」さんへ。
今話題の「猫寺」である。
日曜日だからか、超たくさんの人が来ていた。
試運転目指して作業は進む。
インジェクターコネクターケーブルには、シリコン融着テープを巻き、さらに電装テープを圧し巻きして仕上げる。
兎に角インジェクターをデリバリーパイプに整列させて取り付け。
ミナミさんに手伝っていただき完了。
こんなもんですかね。
それなり〜にズレておりました。
アメリカ製の部品に無い足の代わりに、アルミスペーサーを用意する。
締め付けるヘクスキャップボルトは、ステンレス製に。
電装ハーネスと接触しそうなデリバリーパイプには、スパイラルチューブを巻いた。
てな訳で、福井までの試走を済ませてプラグチェック。
左が作業前で右が今回の試走後。
画像ではあまり判りませんが、実際はハッキリ判ります。
プラグの焼けは、ほぼ四気筒揃いました。
往路は高速、復路は一般道を走りましたが、焼け色は良いです。
時速100Km巡航あたりでの燃焼不良も解消されておりました。
が、しかし加速アクションを起こすとエンジンがモタツキます。
イマイチ急加速反応が良くない・・・。
この兆候はかなり以前から感じていた。
症状は少しずつ悪化してきているような・・・。
さて、試運転前にエアフィルターの掃除を。
洗浄したらもう一年ぐらい使えそうだった。
新品パーツも取り寄せたが、今回は交換せず。
吸着オイルは塗布せず洗剤洗浄のみ。
わざわざアメリカから取り寄せたインジェクターホルダーのリプレイス品は形状が違った。足が付いて無い。
コリャマイッタネ (´へ`;
禁止事項の張り紙があちこちに張ってある。
「お菓子を与えないでください」もあったが、「猫はご自由にお持ち帰りください」は、ないようだ。
猫の餌代として千円寄付すると、お守りが貰えます。
ただ人出の割には、寄付をする人は極少数なようだ。
猫好きの財布の紐は緩くない。
針金でスペーサーが脱落しないよう工夫して取り付けを試みるも、どうも作業難度が高く塩梅が良くない。
ここは、勇気ある撤退を素早く決断!
でもって、スロットル同調開始。
今回はズボラせず4気筒同時測定。
インジェクターを固定する金具は、輸入パーツにも付属していたが、どうもよく錆びそうな雰囲気だったので純正品をラッカー塗装再生した。
純正品はメッキされており錆びに強そうだ。
試走後直ぐに修理作業再開。
スロットルセンサーコネクターのゴムブーツが破れているのを発見。
インジェクターコネクターのブーツと同じメーカー品の4極用。
型番は493581-1である。
インジェクターコネクターと同様に、問題なく交換装着。
加速立ち上がりでモタツクのは、燃圧の追従不良だろうか?
DFI定番故障のポンプリレーにも、そろそろ対策を打たねば。
加速アクションで燃圧が上がると、ポンプの消費電流も上がる筈。
リレー接点不良だと、電圧低下を招き燃圧が低下する?かな?
エーモンさんの20Aリレーを購入し、こいつをポンプリレーとして動作させる。
結局リレーでリレーを動作させるという二度手間作戦で、方策としては無駄でイマイチなのだが、DFIリレーの接点負担は大きく減るので現状ではコレが簡単且つベストかなと。
DFIリレーのコネクターから燃料ポンプ端子を引き抜き、新たな電線に端子加工して装着。
燃料ポンプ端子にも同じ長さの延長電線を繋ぎます。
繋いだ箇所は絶縁テープやスパイラルチューブで念入りに保護。
電線はコルゲートチューブを被せます。
バッテリー直の12Vラインが走る根幹配線なので、トラブル予防は念入りに。
燃料フィルターの側にエーモンリレーを取り付け。
バッテリーから引いた12V電源配線を交えてギボシ結線して完成。
コレでフューエルポンプはバッテリーからの直接電源で、このリレーにより動作する事になる。
バッテリー+極直後に安全ヒューズ装着も忘れずに。