バルブステムの径を測ってます。
排気側はもともとの仕上がりが細い感じです。
吸気側は基準値に十分入ってました。
シリンダー周りをクランクケースに取り付けるスタッドボルト計12本の抜き取りに大苦戦。
南さんと二人がかりで、一人がハンマーで叩きながらもう一人が、ダブルナットをかけたスタッドを大モンキーで回しました。折れないかとヒヤヒヤでした。
クランクケースはひっくり返してバラシます。
TERAさんがホームでレポートしていたセカンダリーシャフトも難なく外し、めでたくケース御開帳となりました。
ここまでは快調快調♪
オイルパンの底には粒状の堆積物が多量にたまってました。
質はカーボンのようで、金属ではないようです。
しかし、あまりにも多量すぎるような気がします。何でこんな所にカーボン粒が溜まるんだろう?
これはショック!
ドライブシャフトのドライブスプロケ側のベアリングのクランクケース軸受け部が偏磨耗してました。
ベアリングの外輪が回ってたのね。
真ん中に溝があるように見えるのは磨耗したためで、本来は溝なんかありません。
こちらがその回っていたベアリング。
外周にキズが入ってます。
ミション軸のもう片方のベアリングも、これほどではありませんが、外輪が回った痕がありました。
磨耗したケースは、もう交換するしか修復しようが無いように思いますが、パーツはもう無いでしょうし・・・。
う〜ん。参りました。
南さんにお世話になってます。
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