2019年10月22日
750Turboのレストア日記
荷物は飛ばないようにシッカリ固定しましょう
予測修理で臨んだ373ツーリング。
結果、根本治癒は出来ていなかったようです。少しは改善した気はするのですが・・・。
それが証拠に、フツーに走る限りは問題なくツーリングをこなせましたから。
ちょっとスロットルをワイド気味に開けると、カブる感じなんですよね。
今までの経験症状的にはフューエルレギュレーター不良時と症状が酷似していますので、今回交換整備しました。
設置場所的に凄く熱を浴びそうな点が、以前から気になります。
まぁ、今まで使ってたレギュレーターは、サードメーカー製の怪しい格安品だったので、質が悪かったのかも。
と言いつつ、再びサードメーカー製ですけど、今度はそれなりの金額したモノです。
本当は一流のボッシュ製が良いんですけど。
また壊れたら考えます。

373一泊ツーリングは、前代未聞の両日雨天。
厳しい条件でも皆さんトラブル無く?無事に旅程を終えるあたりは流石373塾の塾生さん達ですネ。
修理後試乗はしていませんが、サテサテこれで心配なく遠出が出来るのかねぇ〜(´・ω・)
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750turboの調子確認を兼ねた、年に一度の「恒例:オートファクトリー373 一泊(呑み)ツーリング」は、コレまた恒例の雨天で始まった。
国道25号が奈良県にて台風災害のため旧国道迂回となったりで、なかなかに厳しいスタートとなった。
それでも和歌山の「道の駅 みさき夢灯台」にて念願の「生しらす丼」を食する事に成功。
しかし、台風一過で海が荒れているのに、鮮度勝負の生しらすがあったのは、不思議と言えばフシギなのだが・・・。
ツーリングでは、道の駅から和歌浦港まで南下して、しらす直売店「やぶ新」さんへGo!
ここでは本日の漁がなかったので売り物はない状態であったが、「もう売れないけど、残りでよかったらどうぞ」と、生しらすを試食させてくれた。
やや時間が経った、苦みが増え芳醇へと達したしらすはナカナカに旨かった。
ここで皆土産にしらすを買い、373さんちへ後日まとめて送ってもらったのだ。
(やぶ新さん背後の格式高そうな料理屋さんが気になる)
さて本題の750turboの調子であるが、若干改善したようだが、やはり4000回転あたりのブーストがかかりだした近辺で燃調が濃い感じがする。
アイドリングも時々不安定になったり。
症状は以前のフューエルレギュレーター故障時に酷似。
フューエルレギュレーターを交換してみよう。
フューエルレギュレーターは何とも作業性の悪い場所に装着されています。
熱的耐久性でも厳しい環境の場所ではないかと、以前から気になっています。
ガソリンが漏れるので、ウエスを大量に敷き詰め、邪魔なスロットルセンサー線も外して作業環境を作ります。
バキュームホースを外し、タンクへのリターンパイプはタンク側で外して一旦引き抜いてしまいます。
レギュレーターに繋がる加圧側のホースの抜き挿しが一番厄介です。
現在装着しているフューエルレギュレーターは自分でラッカースプレー塗装したが、ガソリンでアッと言う間に溶けてしまうので、今回は自動車屋さんにお願いしてウレタン塗装してもらいました。
これで純正部品に化けます。
タバコ銭以下で塗ってくれて、いつもいつもスーパーサンクスです。
(^O^)/アリガトウ
オイルレベルも、ほぼフルレベルぴったり。
豪快にオイルを吸っているような事はない様子。
どうにか取り外したところ。
下がこれから装着する新品です。
全く同じ状態に組み付けます。
組み替え完了。
19ミリのナットは、メガネレンチをかけて小さなハンマーでレンチを叩けば緩みます。
締め付けも軽く叩いてショックで締めました。
間違ってもフューエルレギュレーターは万力なんかで挟まないようにご注意を。
加圧側ホースのクランプは、シャフトの長いプラスドライバーで締め付けます。
クランプの向きを作業しやすい方向に向けて締めておけば、次回の作業が大幅にラクになります。
フューエルレギュレーターは燃料の圧力を調整している訳だが、圧力は車種・年代によって異なります。
カワサキの資料によると、750turboの燃料圧力は+2.55Kg/cu
今回使うサードメーカーのWebページに記載されたフューエルレギュレーターの設定圧は2.5BAR。
(最後にカッコ書きで書かれている数字)
軽トラのキーレスエントリー化に気をよくして、余ったアクチュエーターとリモコンコントローラーのみのキットを買い足し、日産キャラバンもキーレスエントリー化してしまった。
(;^ω^)
分解時の逆手順で組み立てて、作業は無事終了。
各所工夫して組んでおいたお陰で、タンクを外す事なく作業ができました。
(ホースは更新時に長めにカットしておいたほうが、融通が利いて作業がラクになります)
グーグル先生に聞いてみると、「2.5BAR≒2.55Kg/cu」。
これで問題はないでしょう。
373ツーリング帰還から一週間。作業開始!
マズは、400Km以上走ったので、サージタンクへのオイルの上りをチェック。
まぁ、極少量ですね。タービンは今のところ問題なさそうです。