2019年9月21日
750Turboのレストア日記
PayPayには、なぜか反感を覚えるんだよ
北海道行以来、至福の達成感に包まれた私は、「今日は暑い・今は肩が痛い・目の調子が・・」などと言い訳をつくりバイクから離れつつありました。
しかし、年に一度の「オートファクトリー373一泊(呑み)ツーリング」は、否が応でもやってきます。
母親にベッドからたたき起こされるが如く、373夫人から檄を受け遅ればせながら再始動。
バイクはなんと車検切れ、走ったら走ったでまさかの不調。
気のタルミは、あらゆる方面に作用して悪さをします。
東京の達☆さんも頑張っている様子なので、私も再度気を入れ直しましょう!(´・ω・)トシヨリノヒヤミズダナ

結局不調のコレと言った原因は不明です。
もう一度ある程度の距離を走り続けないと、改善したかは分からないのが現状です。
まぁ、改善したとしても複数手を入れたので、コレと言った原因は特定できませんけど。
チェックバルブ替えてから、ちょっと燃料ポンプの駆動音が静かになったような気はしましたが・・・。気のせいかも。
タービンからのオイル漏れも、段々増えてきてる様子ですね。
これは正常消耗なので仕方ありません。
タービン軸のメタル交換は、いずれは必要と覚悟しなくてはいけないようです。
しかしながらホント、いつまで経っても手の掛かるバイクですわ。(;^ω^)\(゚Д゚ )ジゴウジトク!
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南は鹿児島から北は北海道まで走破して、只今燃え尽き症候群真っただなか。
今年は珍しく、涼しさ到来を察知しても無謀な計画の妄想が始まらない。
心配してなのか、時折数少ないファン?殿より生存確認メールを頂戴するが、フツーに生きています。
純真無垢なファンの心を操り続ける唯一無二の法則は「話題づくり」だろう。
ヘッドライトに使用している、IPF社製LED・H4バルブが新型に変わり、照度アップしたようなので試してみよう。
バルブはバックサイズが大きく、取替には光軸上下固定ボルトを緩めて後部を持ち上げる必要がある。
折角車検場でテスター屋にお金払って調整してもらったのに、373さんゴメンね。m(_ _)m
光軸調整ボルトを弄るには、このようなフリーラチェットになったメガネレンチがあると非常に便利です。
新旧比較考察。(右が新型)
LEDチップが一体大型になった感じだ。
誤魔化してどうにか日帰りのツーリングを済ませ、帰宅と同時にまずオイル量チェック。
センタースタンド使用で、オイル液面がややアッパー超えてるぞ!これが原因?
オイル消費を気にして、いつもアッパーギリまで入れてもらってるからなぁ・・今回は多すぎたのであろうか・・・。
光軸は壁面に水平と斜光ラインの目安をテープで付けておき、取替後復元固定しました。
光量がアップしたのは間違えなさそうです。
光色がやや赤っぽくなったかな?改善の期待は出来そう。
先のようにバイク引きこもり状態になった私は、なんと車検切れという失態を犯すまでに・・・。
そんな私を見て10月に催される「恒例・373一泊ツーリング」でのトラブルを危惧した373さんは、私を伊賀上野方面へのグルメツーリングに誘ってくれた。
伊賀牛料理を食べたり、「白藤の滝」に案内してくれたりで、いつもの373ツーリング同様、絶妙なコース取り・行動プランであったが、なんと私のバイクは予想だにしなかった絶不調!!。
「なんで?どうして??」てな状態で、途中離脱して帰還せねばヤバイのではないかと思う程であった。
ここ最近は好調で何も心配していなかった750turbo。
不意に一発喰らった感じだ。
フルオーバーホールから抜いたことが無い、サージタンクのドレンボルトを抜いてみると、ドバドバドバッとオイルが出てきました。
Σ(・□・;)
しかし異常というよりも、数万キロ走ったから蓄積オイルの可能性もあります。
ターボからのオイル吸い込みは、車齢と共に増えるのは当たり前ですし。
ヨッコイショと持ち上げて取替が叶います。
バックサイズが小さいファンレスタイプも発売されています。
それなら、この苦労はせずに済みそうです。
後日本格修理調査開始。
エンジンが冷たいとオイル粘性の影響か、レベルは基準内に収まっています。
フィラーキャップからのオイルの汲み出しは、クラッチなどが邪魔で簡単ではなさそう。
ドレンボルトを手で操りながら、少量のオイルを抜き取ります。
なかなかにスリリングな手法です。(;^ω^)
「100CCぐらいかな」と思う量の抜き取りに成功しました。
インレットダクトは、きれいなウエスをズバッと通してオイル汚れを掃除しておきました。
タービンインレット側。
確かにオイルは漏れ出ていますが、白煙吐くような状態ではないので、「まぁ、車齢なりかなぁ」という感じです。
タービン軸のガタは全く感じず、指で軽く回りました。
取り外したバルブに棒を突っ込み、動作の具合を確認してみたが、特に引っかかるような素振りもなく軽く動く・・・。
バルブ部はゴムなので、それの材質不良で粘り付くのであろうか?
オイルレベルが高すぎる事で停車時に逆流し、タービンインレット側へ漏れ出ているのかと思い、インレットダクトを外してチェック。
極少量のオイルは溜まっていたが、これが故障かと問われれば答えはNOかなぁ・・・。
かなり以前から気になっていたポイントも、この際手を入れます。
燃料タンクに付くリターンチェックバルブ。
フルオーバーホール時に新品交換して以来、どうも長期停車後のポンプ起動時になかなか開かないような感じがしていました。
ポンプがウゥ〜ンと唸ってかなり高圧になってから「ポコン」という大きな音とともに開く感じがします。
燃圧調整用のレギュレーターが原因かもしれませんが、レギュレーターは数年前に交換しています。
現象は変わらないので、やはりチェックバルブの動作不良かなと。
ここの開きが悪いと燃圧が上がって燃調が濃くなるかと想像。
タンクの脱着作業が必要なので億劫になり、今まで放置してました。
ガソリンが漏れないよう、古いパッキンは綺麗完璧に除去しましょう。
ツーリングで燃料をスッカラカンにしておいてタンク傾けて作業したが、バルブ取付後は水平に戻し、数時間放置して漏れがない事を確認してOK。
そして「実は原因コレなんじゃねぇーの」と言うパーツ。点火プラグ。
プラグホールのネジ飛ばし、ヘッドのオーバーホールした時以来の無交換部品。
調べてみると15000キロほど走ったようです。
距離的には、致命的トラブルにはならないような気もするが・・。
一応交換しました。
取り外したプラグ考察。
オイルでベタベタとか真っ黒とかはない様子。
左から1番で、何かと話題の3番が今度はやや焼けてないかな?
まぁ、いずれも不良の兆候はないですね。
作業後ガソリンスタンドまで走りましたが、至って快調でした。(^^♪