2017年6月24日
750Turboのレストア日記
第二回750turboジジ会開催さる
私と達☆さんの密かな楽しみは予想外な方向へと流れ出し、遂には5台集結という思いもよらぬ珍事へと帰結した。
達☆さんには、宿の手配・交渉・キャンセルを繰り返していただき、さぞかし大変だったと思います。
そして寿園CAFEオーナーは、集合場所にしたいとの願いを快諾していただき、しかも千葉県の知り合いにまで連絡をつけていただきました。
さらに、忙しい週末なのに休みをとっていただき、川根での観光案内までと、まさに何から何までサポートしていただきました。
岐阜・千葉の御両方も、お忙しいなかで集結していただき感謝感謝であります。
中途半端に済ましてしまった面も多々あり、気分を害した点もあったかと思いますが、次の機会があれば是非挽回したいと思っております。

しかし皆さん綺麗に手入れしてみえますね。大事にしているのが観れば分かります。
5台も並ぶと流石に壮観です。
CAFEの前を自転車で通り過ぎたガキンチョが、ユーターンして二度見してました。(´▽`)アハハハ

カワサキDFI車を走らせ続ければ、スロットルセンサーはいずれ必ず故障する部品です。消耗品と言えるでしょう。
昔テレビのボリュームツマミを回すと「ジャリジャリ」と音がする事がありましたが、あれと同じ状態になるとアウトです。
今回のジジ会行で、手を入れたセンサーに替えて走ってみても問題なかったようなので、元来着いていたセンサーも同様の処理をしようと思っています。
過渡特性の違いか、半開あたりで流すと、混合気が薄いような気がするようなしないような・・まぁ、全般的にはすこぶる快調でした。

ジジ会にご参加いいただいた皆さん、ホントにお疲れ&有難うございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。
そして達☆さん。お互いいい歳なんですから、そろそろ脂モンは控えたほうがエエですよ!m9( ゚ω゚) ドーン
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はるばる千葉から駆けつけていただいた750turbo。
なんと夜勤明けでこちらへ走り、夕には所用があるので、食事後すぐに帰る強行軍走行。
写真を撮影する間もなく帰っていかれました。
この画像は、その走り出した瞬間です。
もっと早く撮影しておけばと後悔。
またお会いできる日を!(・ω・)ノシ
一昨年、今はなき「かんぽの宿・三ヶ根」にて、達☆氏と二人でヒッソリと開催された750turboジジ会。
二人の間で、そろそろ第二回でもと言う話になった。
久々の胸の高鳴りを押さえられぬ二人は、この梅雨の真っ只中に一泊ミーティングを画策するに至る。
当然、季節柄天候が不安定で、結局互いの中間地である静岡県の寿園CAFEさんに集合し、その場で解散と言う寂しい内容にスケールダウンする羽目に。
ただ、当日は達☆・寿園CAFEオーナー両氏の尽力により、さらに千葉・岐阜よりの参加メンバーを確保し、同色の750turboが総勢5台並ぶ壮観な眺めでの開催となった。
週末の土曜日と言う事で、昼前の家山駅にトーマス機関車が入ってきた。
満員のお客さんで、なかなか盛況な様子である。
昼食は寿園CAFEさんにて。
今回私はピザを頂きました。
これまた、美味しゅうございました。
大井川に架かる吊橋では最長の220mだそうです。
しかし日本の観光地は、外人さんが目立つね。
達☆さんは、このアトラクションにご満悦な様子でした。
寿園CAFEオーナーイチオシの川根のお土産「川根大福」。
餡子と生クリームのサッパリした甘さの大福です。
こちらが寿園CAFEオーナーの750turbo。
いわゆる「似て非なる仕様」である。
最近は快調で、満足してらっしゃる様子。
最終的に「道の駅・フォーレなかかわね茶茗舘」まで登り、午後2時にココで解散とした。
岐阜の方は、夕に所用があるとの事でそのまま帰路へ。
達☆さんは、静岡駅で「焼肉網焼き弁当」を買いたいとの事で、そのまま静岡方面へ。
私は、寿園オーナーお勧めの「川根大福」を土産に買うために、オーナーさんにお店まで案内していただきました。
このマトマリ・一体感の無さこそ、「750turbo気質」の真髄なのであろう。
こちらは、岐阜から参じていただいた750turbo。
ノーマルのスタイルを保ってらっしゃいますね。
ご存知達☆さんの750turbo。
基本は純正スタイルですが、各所にコダワリの加工が施されています。
旅の道具感もナカナカ。
食事後は、土地勘のある寿園オーナーにオンブダッコでミニツーリングへ。
近くの「塩郷の吊橋」へGo!
同色のturboを4台まとめて駐車すると、一瞬自分のturboが分からなくなります。
吊橋を渡った先には、昨今の観光地定番の恋愛成就モノ「恋がねの鐘」がありました。
ただ、「とりあえずココマデ造りました」的印象が強く、マダマダこれから整備される様子です。
「トーマス号」の直後にも、C56型蒸気機関車が引く「かわね路号」が到着。
撮り鉄の達☆氏は、活発に撮影活動をされていた。
彼の今日の本当の目的は、コレだったのかも・・。
今回のジジ会に際しても、My750turboの整備には余念がない。
バッテリーは、完全放電させて以来電圧がイマイチ上がらず、仕方ないので交換した。
バッテリーのプラスターミナルカバーは、カワサキが部品供給していない?部品です。
世界のホンダに助けを求めた。
30年でカチカチに硬化し、亀裂が入ったカバー。
問題なく交換装着。
バッテリーの影響かもしれないが、セルモーターの回りもイマイチ気になる。
30年無交換であろうスターターリレーを交換することに。
オークションにて「新品同様・GPz400F用」を購入し交換した。
部品番号は同じ筈だが、端子ソケットのロックが無かったり、重さが少し軽く小さい。
部品メーカーマークは同じなので、コストダウンなのだろうか?
まぁ、軽い事は良い事だから・・。
今まで着いていたスターターリレーは、錆びがでていました。
予防措置としては良い時期なのかな。
ナビの音声が出なくなりました。
まぁ、走行中は聞こえないので、音なしでも使えるのだが、設定操作時は不便だ。
幸い部品取の機体があるので、そちらのスピーカーと交換した。
振動による断線かな?と思ったが、スピーカー自体が故障したようだ。
カワサキDFI車の鬼門バーツ、スロットルセンサーの延命もソロソロ考えよう。
z750GP時代の古パーツを実験台に、開腹修理を試みる。
ちなみに部品番号はA71-000000。
750turboに着いているモノはA71-000002。
カワサキ部品番号は同一である。
接着されたカバー部分にカットホイールの刃を入れて開腹に挑戦するも、イマイチはかどらない。
筐体自体、かなり頑丈な構造のようだ。
業を煮やしてとうとうバンドソーの刃を入れる。
パワーの勝利で、気持ちよくカットできる。
切りカスが中に入らないよう用心しながら開腹。
構造は可変抵抗そのもの。いわゆるボリュームだ。
延命処理に「接点・ボリューム清掃スプレー」を使う。
コレは接点清掃と共に、痛むのを予防するタイプ。
エアーで細かいゴミを吹き飛ばし、スプレーを吹き付けてはスロットル軸を動かし、またスプレーするを繰り返す。
最初黒く汚れた液体が出てきたので、やはり接点は汚れていたのかも。
3日ほど自然乾燥させてから、ケース外周を軽く脱脂。
ケーキ職人よろしく、シリコンコーキングをマイナスドライバーでペタペタ塗りこみ、フタを復元接着。
シリコンコーキングだと、再度の分解も容易だ。
ジジ会行でテストするべく早速装着。
スロットル開度とセンサー出力電圧の関係は図の如く。
つまり、アイドリング状態では5V程度で、スロットル全開(90度)で0.7V程度と云ったところか。
マズ現在使っているセンサーの出力状態をチェク。
エンジンは回さずキーON状態で、CPU11番端子の青/白電線に、デジタルテスターのプラス極を接触させ、マイナス極はボデーにアースする。
アイドリング時は4.93V。
次にスロットル全開にして測定、電圧0.86V。
デジタルテスターは数値直読できるので、こう云うテストには重宝する。
続いて実験用センサーに交換して、アイドリング時4.93Vの位置で固定。
ココを合わせておかないと、始動不能やアイドリング不良・低速域不調となる。
いつもは実際エンジンを回して一番調子良い点を見つけるオカルト整備であるが、こう云う数値を見ての調整もたまには楽しい。
そしてスロットル全開にして測定すると、こちらのセンサーでは1.00Vだった。
同じ部品でも個体差があるようです。
まぁ全開域は、回転数とブースト圧が幅を利かせる領域なので、少々の違いは関係ない?のかな??