2015年10月2日
750Turboのレストア日記
「自分で考えて行動する」それが大事なんじゃないかな
無事帰還いたしました。
今回は出発を日曜日。最終を土曜日にして、それ以外の日は一般道のみを200キロ代で切ってみました。
それが功を奏してか、それとも気候の要因かすこぶる楽でした。
最終日に延々高速道メインで649Km走りましたが、これが一番辛かったかな。
太平洋岸のR45・R398は別にして、他車を追い越す必要もない位交通量が少ない。
対向二車線ではあるが道幅も広く見通しが利く道路が大半。
雪は大変なのだろうが、羨ましい道路環境であった。

奇跡的にも合羽は一度も装着せずにすみました。
全行程2603Km。焚いたガソリン約126リットル。
エンジンが特定領域で若干不調気味だったため、燃費はやや悪かったかな。

東北太平洋岸は10年後ぐらいにもう一度走れればいいなと思っています。
今回の印象と比べながら。
未来へ
過去へ
宿の清算代金は、酒代含めて12,678円也。
どちらかと言うと山小屋に近い感じかな。
携帯の電波も届きにくい秘境感が売りの宿です。
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R287最上川沿いを南下する。
10月2日の朝6時半。天候は昨夕から大荒れ。
旅館前で750turboは一晩中雨に打たれていた。
豪雪地帯なので、この地域の家には雨樋が付かない。
メッキの部屋の鍵の溝や、照明のメッキ反射板、水道蛇口などメッキ部分はことごとく黒く変色している。
コレもガスの影響なのだろう。
こんな場所にポンコツバイクを乗り付けて大丈夫なのだろうか((;゚Д゚))
やや不安であったが、バカナビを信じて「道の駅尾花沢」からR347へ。
この道も快走ルートでした。天候も順調に回復。
チェックイン時に渡される「料理注文書」。
「凝ったものは時間がかかるから先に注文しておく」と言うことらしい。
部屋のキーホルダーは、こけし形状のゴツイもの。
宿泊棟より新しい大浴場棟へは、趣のある渡り廊下を歩いて行きます。
今年はカメムシが多いらしく、部屋には捕縛退治用のガムテープが用意されていた。
実際翌日までに10匹以上退治した。
後ほど詳述するが、この日まで4日ほどこの宿は休館していた事も影響しているのかもしれない。
山形県道25・24を通りR287へ。
「道の駅おおえ」に正午休憩停車。
小さい道の駅だが、イベントをしているらしく非常に混雑していた。
小さい食堂は満杯で、昼食は諦めた。
温泉の周囲は硫化水素ガスが発生しているので危険らしい。
梅花皮荘さんは、豪雪地帯らしい風情が魅力のまた来たくなるGoodな宿であった。
今泉でR113に入り午後3時「道の駅白い森おぐに」に停車。
R113は峠越えルートでやや寒かった。
ここまでくれば一安心。宿まであと1時間以内かなと。
今日も天候は問題なし。
R113から山形県道15・260へ入る。
新潟県境に近い、ほぼ交通量がない山間道をどんどん奥へ。
午後3時半過ぎ。この日の宿「国民宿舎 飯豊梅花皮荘」に到着。
山荘もしくは懐かしい林間学校風かな。
天候はもう心配ないとは思ったが、バイクはエントランスの脇に駐車させてもらえました。親切な宿はありがたい。
本日の走行距離241Km。
部屋はおなじみ古風な国民宿舎。
部屋風呂はないが、トイレはネットにはなしと紹介されていましたが付いていました。
宿の裏は、渓流となっている。
山深い所なので陽の陰りが早く、みるみる気温低下してきます。
そしてお待ちかねの夕食タイム。全く文句なし。
ここでも館長さん?らしき人が出てきて、あれこれお話をした。
本当は今夜は休館のつもりだったらしく、私が問い合わせたので営業したそうだ。
確かにこの夜の宿泊は、私とレンタカーで来た若い営業マン風の兄ちゃんだけだった。
日本酒も飲んでいい気分になったので、「ご飯はもう要りません」と言うと館長?さんが「ここに来て米食わねぇのはもったいねぇぞ!」と言い、夜食の塩にぎりを作ってくれました。
部屋に帰って即寝てしまい、夜中の2時ごろに目が覚めて思い出し食べてみた。
お米の名を「つや姫」とか言っていたが、確かにこの旅で一番のお米かも。
おいしくてビックリ。
内湯の大浴場はなんとも北国らしい風情を感じる浴場だ。
ただ、今日の午前まで4日ほど温泉配管清掃のため休館していたのだ。
宿のホームでその旨案内されていて、宿泊は×が付いていた。
出発前々日にメールにて「午後からは営業なら宿泊可なの?」と問い合わせたが返答は来なかった。
仕方なく翌日TELにて問い合わせると「あぁ〜三重県の○○さんでしょ?メール頂いた。もう予約してありますのでどうぞ。返事のメール届いてません?」と言う返事だった。
メールで問い合わせただけで予約したつもりはなかったのだが・・・。
まぁ、結局は宿泊したので何も問題ないが、親切と言うかおおらかと言うか。
「温泉を流したばかりなので温度が低いです」確かにカランのお湯は30分近く流しっ放しにしないと熱くならなかったし、湯船の温度も若干ぬるめと感じた。
しかし、湯当りしないぬるめの温泉もなかなか気持ちの良いものだ。
午前6時半。陽の差込は遅い。
最終日はR113に戻り日本海東北自動車道・荒川胎内ICから高速へ。
その前に「道の駅 関川」に寄り、友人に土産で頼まれた「エチゴビール」を探すも見つけられず。
ガソリンスタンドの兄ちゃん三人も「エチゴビールは聞いた事ない」との返答だった。
北陸道〜上信越道〜長野道〜中央道〜名神と進み、岐阜羽島ICで降りて午後6時前に無事帰宅しました。
バイクはフロントタイヤがほぼ減ってしまったので、そのまま373さんに預けて帰宅。
やれやれ、お疲れ様。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
温泉地の入り口道路脇からは、勢いよく温泉が自噴していた。
脇を通過しただけで湯の花?らしき白い飛沫をバイクと全身に浴びた。
とにかく本物度は凄いところでした。
午前9時に奇跡的に雨は止んだ。
天候は徐々に回復傾向。
宿から来た道をR13へ戻り、11時に「道の駅尾花沢」にて休憩。
この時点で秋田県を抜け山形県に突入している。
結局、翌朝もう一度温泉に入った。
なんか、私だけに用意していただいたような気がして・・・悪いかなと・・・。
湯温の問題で入れませんでしたが、別棟の露天風呂もあります。
湯温は、朝にはキッチリ上がっていました。
宿泊費の清算。
酒代含めて9,910円也。
館長?さんには「おにぎりおいしかったです」とお礼を言いました。
「んだ、んだ。そうだべ。」と、答えていただきました。
私のために開けていただきありがとうございました。
m(_ _)m