2015年7月12日
750Turboのレストア日記
姫路に黒猫カフェがあるらしい。
エンジンは無事始動しました。
このままスロットル同調作業へ進みたかったのですが、準備や時間の問題でまたストップ状態です。
ヘッドからの音を聞いた感じでは、リフター交換のおかげかすこぶる静かでした。
同調を済ませたら、今度は燃調をやや薄めてみようと思っています。
ポイントカバーの再生は本当は粉体塗装が理想なのですが、粉体塗装は高温で焼くのでパテで傷修正したものは無理です。
それでも自動車外装と同じ綺麗な塗装が出来たし、下作業は自分で出来て経費削減成功。
まぁ、暇つぶしには丁度良い小物だった訳です。
排気管の塗装は今回初の1000度耐久品。どうなるか楽しみです。
排気管には不適だったエンジン本体部のガンコート塗装は今でも全く綺麗なままです。
溶剤にビクともせず、金属表面を黒く染めたような薄い塗装の質感は素晴らしいです。
カトーさんには感謝感謝であります。

少々仕事が忙しい時期に入ったので、作業が遅れ気味になりそうです。
373さんの店内にいつまで鎮座するのやら・・・。
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カトーさんにタコ足の塗装をお願いしている間は暇なので、桜島転倒で傷ついたポイントカバーの修復をしよう。
カバー自体は塗装修復すれば良いのだが、「Kawasaki」のシールがもう供給終了品である。
このポイントカバーは、以前乗っていたZ750GPからの使いまわし品である。
当時新品を購入して装着していたが、車両売却時に勿体無いので外して750turboに装着したのだ。
シールだけをオークションで探していたが、そう簡単には入手できそうにないのでシール部が綺麗そうなカバーの中古品をオークションにて購入。
傷は少々あるが、シールはおそらく貼り直したのであろう。すごく綺麗な状態の品であった。
そのまま使えそうな状態ではあるが、暇つぶしに再生チャレンジ!
再度シールにマスキングをして、プラサフを塗る。
最近は便利なものでミニ缶が販売されている。
ほぼ一本使いきった。
仕上げの塗装はラッカースプレーでは寂しいので、お客さんの自動車鈑金屋さんに「黒色塗るときがあったら一緒に」と、お願いしました。
車の塗装と同じなのでピカピカです。
プラサフは綿棒にアルコールをつけてゴシゴシ磨きとりました。これにて再生完了。
シール部をマスキングして、ホームセンターで買ってきた補修キットの320番耐水紙やすりで全体を研ぐ。
傷の箇所は念入りに地金が出るまで。この時点で細かい傷は消えてしまった。
そうこうしているうちに、タコ足の塗装が仕上がってきました。
今度は1000度まで耐える塗装だそうです。
まだカトーさんでもそれほど実績がない塗料のようです。
高温になりそうなので、組み付けボルトには銅グリスをたっぷり塗り付けて組みました。
タービン周りのガスケットは早期の部品欠品を予想して複数在庫していました。
綺麗に組みあがった排気管回り。
カトーさん、そして組み立てを手伝ってくれた373さん。
ありがとうございました。
深い傷の奥まで綺麗に磨いてから、うす付けパテを傷のある箇所に大まかに塗りこむ。
パテが硬化したら、600番の耐水紙やすりで水研ぎして整形。
下部はややうす付けとは言えないレベルの盛りようである。極力薄く仕上げるべし。
最後に1200番の耐水紙やすりで全体を水研ぎした。
マスキングを適当にしたので、シールに少しプラサフが付いてしまった(;ω;)
以前から気になっていたのだが、タービンコンプレッサー出口のゴムホースはイマイチ気密性が悪いような・・・。
効果があるかは分からないが、上下接続部にコーキング材を極薄く塗り組んでみた。
カトーさんにお願いして、排気管内のススをブラストにて掃除してもらいました。
毎度ありがとうございます。m(_ _)m
この機会にガソリンフィルターも交換しました。
後日カバーのシールがオークションに出てきたので購入しておきました。
これで安心してもう一度転倒できます。