2013年9月16日
750Turboのレストア日記
私は「それ」を実行しなくてはならない。
さてさて、人生初の四国上陸計画は当初2泊3日で予定していたが、その程度ではほとんど走りっぱなしの行程となりそうだ。
そのため豪華3泊4日に変更し、仕事も予定の期間は入れないように苦心して空けた。
ところが台風の襲来で直前に予定を少し変更し大博打の船出となった。
初日こそ苦労したが、天候は予想通りに快晴へ。
4日間の旅路の後半は次項にて。
夕食は9時までなので、あわただしく1時間ほどで済ませた。
「こんな慌ただしい旅はコリゴリだなぁ〜」反省しながらもビールと酒は飲んだ。
ただ、ご飯や味噌汁は時間オーバーで食せなかった。
(ノω・、) ウゥ・・・
2日目は徳島県北部まで山中を南下して高知市を目指す。
9月16日午前は自宅で台風をやり過ごし、午後には予定通り雨が止んだ。
ところが西向きの自動車道がことごとく通行止めに・・・。
ネットを立ち上げっぱなしにして交通情報を凝視していると、午後0時に新名神が甲賀土山インターまで開いた。
「天気は回復してきているのだから間もなく全開通する筈」などと勝手な妄想を信じ、午後1時に四日市インターから高速道へ乗った。
一泊目の宿は香川県さぬき市津田町の「国民宿舎 クアパーク津田」さん。
結局宿に着いたのは午後7時半。
本日の走行距離350Km。
鳥目なのでしたくない夜間走行や、昆虫たちの神風攻撃を受けてかなり疲れた。
しかも途中垂水手前で道を間違えて、阪神高速布施畑東で降りてしまい、再び布施畑西で乗ってしまったために前開で一般道へ。
神戸学園都市を走り抜けて、再び垂水ICから高速へ上がった。(ETC履歴にて判明)
一旦予定のルートから外れるともうカーナビの虜状態で、自分はいったい日本の何処を走っているのかサッパリ判らなくなる。
ただ、最終的には到達出来ると言う保証もカーナビが握っている訳だが。
宿はモロ海岸沿いに建っていて波の音が騒がしいかと思ったが、疲れのためかはたまた意外と波が大人しかったお陰か、午後10時ごろから午前5時頃まで良く眠れた。
かくして翌日午前6時前。
四国初の朝日を浴びた。
前日の疲れがやや残っていたが、幸いな事に2日目は余裕の行程である。
国道32号を南下して小歩危、大歩危峡を通過する。
画像は大歩危峡の道の駅にて。
まさに台風一過の青空の下、四国中央山間道を快走。
高知に入りまずは高知城。
駐車場がイマイチ判らずお城の周りをぐるぐる回り、結局裏手の歩道に持ち主不明のカブと一緒に駐車した。
元々専用駐車場なんて無いのかな?
高知市内はゴチャゴチャしてオマケに路面電車も盛んに走っており、慣れない私はモニュメントのような「はりまや橋」を横目に見ながら、早々に市内を逃げるように脱出した。
この日の清算書。
売店で買った土産を除けば、宿泊代7,875円、ビール酒代1,450円であった。
身勝手な妄想は当然実現せず、新名神土山サービスエリアで足止めを喰らう羽目に。
結局2時間待ち午後4時にようやく京都方面への道が開いた。
画像は御同輩の京都へ向かうGPZ900Rと豊中へ向かうマグナ250君。
画像は晴れているが、突然雨が降り出したり突風が吹いたりと、極めて不穏な状況であった。
マグナ250の彼は高架橋上での横風にかなりナーバスになっている様子であった。
2日目は一般道オンリーで軽く200Kmを走り、早々と午後3時に宿に着いた。
「国民宿舎 土佐」さんが今夜の宿である。
ここは午後4時からチェックインであったが、御好意で早く部屋を用意してもらえた。
続いて桂浜へ。
坂本龍馬先生の像は逆光で綺麗に撮影できず残念。
(×_×;)
天気のお陰もあるが、土佐湾の景色は非常に綺麗です。
部屋の窓からの景色。
半島の高台に建っており、海岸とは距離があるので夜は静かそうである。
宿の隣には異国情緒な「ヴィラ・サントリーニ」と言う宿泊施設が建っている。
青い海とマッチした地中海風?の洒落た建物だ。
結構なお値段のリゾートホテルらしい。
人生初の四国上陸をめざし、9月16日〜19日を日程ターゲットに据え画策してきた。
ところが台風18号の襲来を喰らい、行くべきか止めるべきか大いに迷う。
台風は16日午前に我が町を通過し、しかも17日以降は秋晴れ間違えナシとの予報が出た。
「これは行かねばなるまい。」14日土曜午後に一泊目の宿に直接電話して、ムリムリ予約終了していたトラベルネットサイト価格で宿泊予約した。
ネット業者にピンハネされるのはかわいそうなので、残りの2泊の宿も直接電話して「ネットで見ました。今予約したい。」と告げ予約を済ます。
本来は1日目に四国最西端の宿毛市まで高速道をワープ走行で向い、続いて高知〜讃岐と東へ上がり最終日午前に讃岐うどんを食べ歩きし午後優雅に帰宅と言う案であった。
しかし台風で半日潰れるため逆回転パターンに変更し、なおかつ讃岐うどん食べ歩きはカットして半日潰し辻褄合わせとした。
宿に夕食をお願いしてあったので、淡路島での綺麗な夕日にわき目も振らず走り続けた。
阪神淡路鳴門道は「強風のため2輪車通行禁止」との表示が出ていたが、「宿が予約してあるし、岡山まで迂回していては何時になるやら。岡山ルートだって通行禁止の可能性が・・・。ETC通過だから止められる事はあるまい。」と、知らぬフリして進入した。
しかし、四国に上陸する大鳴門橋から鳴門ICまでは想像を絶する横風で、もうダメかと覚悟したほどであった。
途中徳島県三好市のうどん屋「さぬきや」さんに立ち寄った。
山の中の巨大大衆食堂と言う様な感じのお店です。
各テーブルには天かすがどんぶりに盛っておいてあります。
各自自由に入れろと言う事らしい。
かけうどんの小 一杯270円也。
「小」と言っても腹7分目近くあります。
朝食にミニうどんが付いていて、しかもまだ午前10時であったがペロリと食してしまった。
ただし、この日の昼食は無用でしたけど (^^;)
香川県の予定をカットしたので、今回のツーリングで訪ねたうどん屋さんはここだけです。
ちょっと残念ですね。
隣の「ヴィラ・サントリーニ」さんと経営が同じなのか、この「国民宿舎 土佐」さんの雰囲気も非常にクールな情緒であった。
ただ建物の躯体や部屋の作りは古く、昭和の国民宿舎の風情を共同便所や年季の入った客室に感じる事が出来る宿だ。
私の部屋の直下に露天風呂があり入湯したが、気分が良い事この上なしである。
「国民宿舎 土佐」さんのホームにも紹介されているが、その風呂場からも上のような景色が望める。
ただし、スペースがやや狭く大人4人も入ればもういっぱいなので、譲り合うかタイミングをずらす注意が必要だ。
(^ω^;)
この日は余裕の走行距離200Km。
露天風呂上りに部屋でビールを飲んで、夕食時は日本酒一瓶。
食事もゆっくり食せた。
この後、静かな絶景の山の上でグッスリ寝た (-_-)zzz