2013年4月29日
750Turboのレストア日記
4月になって安倍総理は益々元気だが・・・。
私は元気が出ない。
今年で750turboは30歳、私が購入後20年。
GW明けには車検を受けるつもりです。
スロットルワイヤー交換後は妙に遊びをつける必要もなくなり快適になりました。
純正部品無き後、こう云うパーツは助かります (;´Д⊂)

結局エンジンの始動性悪化は、エンジン停止後フューエルホースから僅かにガソリンが漏れ燃料圧力低下。
次の始動時に燃料圧力の立ち上がりに遅れが出て始動性が悪化、と言うパターンだと推測しています。
本日、数時間自宅周辺を乗り回しましたが、始動性は回復したようです。
メーカー純正部品が高いのには訳があるのでしょう。
出先でトラブらず良かったです。
皆さんもお気をつけください。

さて、後は373さんに車検を通してもらうだけ。
点火コイルも変えたし、ワックスもかけた。
益々進化した?バイクで、今年は何処へ走ろうかな o(*^▽^*)o~♪
未来へ
過去へ
タオル等はフロントで借りれます(有料)。
身軽が好きな私は何も持たずに行きました。
ホールの座敷食堂で食事「牛陶板焼定食」1000円也。
勿論、偽ビールは別途料金です。
他にもメニューは目移りするほど色々あります。
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ゴールデンウイーク明けには車検を受けねばならぬ。
実は最近エンジンの始動性が悪化しているのを感じていた。
始動すればエンストなどする事はないのだが。
あらためて調べてみると、レストア後10年で9000キロ走行したようだ。
イリジウムプラグが、9000キロで始動性悪化するほど消耗するとは思えないが・・・。
一応373さんに新品を用意してもらった。
実は、去年373夫妻と一度来たことがある所です。
桜のシーズンのためか、お客さんがポチポチ入ってきます。
せっかく吉野に来たので、桜の名所「吉野山」も覗きに行きましたが、今年は既に見ごろを過ぎたようです。
温泉駐車場の桜も既に元気がありませんでした。
忙しかった年度末を無事生き抜き、休養を兼ねてシーズン初めの肩慣らしにと、奈良県吉野・津風呂湖畔にある「津風呂湖温泉」へと平日の真昼、優雅にひとっ走り。
山間にある田舎の銭湯みたいな小さな温泉です。
一度料金を払って入場すれば何回でも温泉に入ってOK。
混雑していなければ座敷でごろ寝していても咎める人はいません。
個人的には373夫妻と来た時のように、やや天気の悪い湿気の多いシチュエーションのほうが、風情に合っていて気持ち良いと思います。

脱衣場や食堂からは、鯉が泳ぐ水路が見えます。
この水路の奥に、露天風呂があります。
桜の木もありますが既にかなり散ってしまい、やや寂しい感じでした。
久しぶりにタンクを降ろした。
昔「歯の裏は真っ黒」なんてCMがありましたがそんな感じです。
イグニッションコイルもクラックが入っていたりしたし、なにせ30歳パーツなので、この際交換する事に。
とは言え新品は高額なので、オクを漁って1600円にて入手。
ホンダCB400SF用です。
ゼファー用などが流用出来るらしいが、なにせカワサキパーツとなるとオクでも値がつり上がってしまう。
「ゼファーと似た形状だし使えるだろう。」と値の騰がらないホンダパーツを落札した。
脱衣場兼座敷の画。
この奥が浴場で、小さいですが露天風呂もあります。
肖像権問題や猥褻物陳列云々になるので、浴室の画は撮影不可能です。
ネットで色んな方が紹介してますから、興味のある人はそちらを参照してください。
サル並みの発想では功を奏さず、取付寸法が違うためポン変えは無理でした。
やや上へ移動した事になるが、コイル自体も小型化しているので問題なく取付できた。
もう片方も同様に加工しOK。
プラグコードの差込寸法がかなり長くなるので、キチキチのコード長寸法だと足らなくなるかも。
私はプラグコードを変えたときに、かなり余裕を持たせてカットしたので、今回コード長不足にはなりませんでした。
革新を拒まぬ事こそ、30歳の年寄りバイクが生き延びる道である。
コイルブラケットに位置をずらして取付穴を空ける。
せっかくタンクを降ろすので、以前から気になっていたスロットルワイヤーを交換する事に。
元はヨーロッパ仕様のダウンハンドルだったので、国内GPZ750用アップハンドルでは形状的無理があり、とうとう調節部のネジが割れてしまった。
スロットルが重く感じるのはコレが原因?かも?
373さんにアップハンのフランス仕様に対応したスロットルワイヤーを注文するも、メーカー生産終了部品との事。
仕方なくオクに出ていた大阪の業者さんのモノを購入。
「クラッチケーブルもあげます。」とタダで付けてくれた。
今どき太っ腹な業者さんである。
もしかしたら「もう750turboのワイヤーなんて出ねぇから送って在庫処分しとけ。」てな感じかな?
ハンドル側を分解してフリーにした後スロットル側を外す訳だが、なにせ中心部なので手が入らない。
Tレンチなどを突っ込み、スロットルが開いた状態で固定し、細長いドライバを内視鏡手術のように操作して脱着しました。
完了したときは、「奇跡」を体験したような達成感で気持ちいいです。
これでスロットルワイヤーはバッチリ。
社外部品ですが、純正品とそっくりです。
クラッチワイヤーの交換も考えましたが、まだ交換後9000キロなんで今回は止めました。
とにかくクラウンモータースさん、ご好意ありがとう御座いました。
ココで偶然、一大事発見!
プレッシャーレギュレーターに繋がっているフューエルホースにクラックが入り、ガソリンが漏れてます。
画像ボケてしまっていますが、インジェクション側のデリバリーパイプに繋がった辺りにもクラックが入っています。
実は私の750turboのこの部分のホースのみ、以前ネットのホース業者から購入したもの。
他の部分はカワサキ純正部品であり、今回チェックしましたが異常はありませんでした。
このホースは750turboには品質不適と判断せざるをえませんね。
「STARFLEX」と印字された、純正よりやや太いホースです。
突発かつ待ったナシの致命的トラブル。
フューエルホースの予備は持って無いし困ったなぁ・・・。
しばし思案して一縷の光明が。
「最近はスクーターですらインジェクション化。もしかしたら373さん所にホースあるかも!」
この閃きはビンゴして、ホンダの純正ホースを拝借。
1mや3mの部品があるらしく、適当な寸法にカットして使う部品です。
これは酷い (^ω^;)
インジェクションからのホースなので加圧側です。
上が漏れたホース。
下がホンダ純正部品。
寸法・みてくれはホンダ純正部品のほうが、カワサキ純正部品に近いです。
これが始動性悪化の原因と推測し、点火プラグは結局交換しませんでした。
フルレストア後10年ですし車検前という事で、この際怪しい部分は潰していきましょう。
ブローオフバルブの内部パーツ交換。
達★さんの情報を基に、自動車修理屋さんに頼んで入手しました。
サージタンクの裏側。
バッテリーとメインリレー・ブーストセンサーを外せば、比較的簡単に脱着出来ます。
このパーツは装着してからもう15年以上経ったと思いますが、内部パーツのバルブ自体には、見た目劣化の兆候は見られませんでした。
念のため交換してパッキンに液体シーラー塗って再装着。
カウル類を止めるビスのゴムダンパー類も交換。
手持ちの在庫一掃処分。
10年に一回ぐらいは換えておきましょうか。
これらはまだカワサキ純正部品として出るようです。
DFIオーナーならもうご存知ですよね。
コントロールユニットを固定するゴムダンパーは耐久性が悪いので、ナイロンタイバンドを軽く巻いて補強しときましょう。
無事の10年の御褒美に、カウルを止めるビス類も軽く化粧直し。
整備を終え、一通りワックスで磨いてみました。
10年前の輝きを少しは取り戻せたかな・・・。