2003年7月6日
750Turboのレストア日記

 長い間お世話になりました。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887

季節柄、雨ばかりで特に進んでおりませんが状況報告しときます。

この季節、天候が不安定で遠出が出来ません。
近所をウロウロ流して373で微調整して夕方には雨が降り出し慌てて帰宅なんてパターンです。
先週、カトーさんの所へ燃焼不調をだましだまし行ってきました。
だいぶアタリもついてきたかな。
高速道にも乗ってギアリング5速5000回転で●20Km/h、一瞬ですがエンジンゆっくり回転上昇させて●80Km/hでの車体安定性なんか確認しました。マズマズの結果だと思ってマス。
燃調もスロットルセンサーをビミョ〜に調整して、どうにかいいセット出そうです。
基本的にはマフラーが変わったために、「下から上までバッチリ」なんて訳には行かないようですが。
リアサスは伸び側ダンピング設定を4まで落とし、フロントのアンチダイブを2にセットしたら、かなり安定よくなりました。
私程度の腕ならもうこれで十分とも感じてます。

未来へ
過去へ

出会いがあれば必ず別れがあるように、物事始まりがあれば終わりもあります。
今回の750turbo完成とともに、4年間私のお供をしてくれたゼファー550とはお別れとなりました。
「目からウロコ」の俊速バイクで、一日中一般道走りっぱなしの強行ツーリングでもそんなに疲れないラクなポジションもすごく気に入ってました。
正直な話、私が買った歴代中古車の中で一番程度が良かったし、性能的にも決して恐怖を感じない「自分と等身大性能」なところが大好きでした。
750turboを所有してなかったらまず手放さなかったと思います。
保管場所の問題で惜売しました。あぁ〜残念・・・。

スロットル開き始めの燃調不良はスロットルポジションセンサー不良かな、なんて思いテスターにて抵抗変化具合チェックしたりしましたがイマイチ確証を得ません。

自作したセンタースタンドストッパーが少しの使用回数にもかかわらず変形してきてしまい、だんだんスタンドがドライブチェーンに接近してきてしまいました。
ステンレス材が鉄のような焼入れ急冷処理で硬度が上がるのかどうかはわかりませんが、金具をバーナーにて焼き、水にて急冷して、変形しないよう硬度アップ図りました。さてさてどうなることやら・・・。

バッテリー上のタンクをサポートする金具はバッテリーを取り付けて見れば納得の収まりとなりました。
バッテリーの高さのほうがフレーム天面よりも高いのね。組んでみれば「なるほど」です。
ガソリンコックのオーリングパッキンのほうは残念ながら情報得られず、南さんにありったけのオーリング用意していただきいろいろ付けてみて漏れない良いもの付けました。
タンクにガソリン入れては漏れて、また抜いてパッキン変えてまた入れる・・・。
それの繰り返しで意外と難儀しましたが、最終的には漏れないものを探し当てました。

加速中にガクガクと息継ぎするようなトラブル。
カワサキ車にある程度の期間乗った事のある方なら頭に「ピィーン」と感じるものがあるはず。そお、あれです。
カワサキ車トラブルの18番。サイドスタンドスイッチ。
サイドスタンドをしまい忘れて走り出そうとするとエンストするようになってますが、これが接触不良を起こし、エンジン振動などで走行中に点火カットを起こしたりします。
いや「起こしたりします」なんて言うよりも「起こすんです」と言い切っても良いくらいの発生率です。
今回の不調原因ではなかったようですが、予防の意味からもスイッチ撤去してショートジャンパー線にて短絡処理しました。

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z750GPに乗ってた頃の中古品があったので変えてみたりしたんですがこれまたイマイチです。

あまりにアイドリングが酷く不安定なので、プラグ抜いて燃焼状態チェックしてみれば、なんとプラグは真っ黒。
こりゃカブリ(ガソリン多い)ですな。

ちょっとうまく写ってなくて見づらいですが、タービン真裏のエンジンケース合わせ面から僅かですがオイル漏れしてます。
素人整備の本領発揮ですな。
あ〜ぁ。これを直すにはまたエンジン分解が必要です。
まっ、そんなに酷くは漏れてないので今シーズンはこれで行きます。
あば良くば「自然治癒」しないかなー。なんてね。
他人に指摘されたら「オイル入ってる証拠です」なんて言い逃れしときましょう。
これもカワサキ車に乗る人にとっての必須ボキャブラリーでしょう。

南さんと私の記念撮影です。
この方には頭が上がりませんデス。長い間ありがとうございました。