2003年6月27日
750Turboのレストア日記

 長い間お世話になりました。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887

とにかく走ってみました。テスト走行編です。

とにかく走ってみました。
何せネジ1本にまでしたバイクですから、「何がおこってもおかしくない」状態。
おっかなびっくり走ってみました。
天候が悪くて数時間しか乗れませんでしたので、まだまだ安心できません。
「リアサスはオーリンズのターボなしモデル用が加工して使えるよ」と情報教えていただきました。
オーリンズは評判が非常に良いので使ってみたかったな〜。
ただホワイトパワーも、想像よりはかなりソフトで一安心です。
新品のベアリングやメタルにほとんど交換したので、1000キロほどはナラシ運転してみようと思います。
しばらくは精力的に走って、早くもう少し突っ込んだところのインプレできるようにガンバリマス。

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南さんに念願の車検、通していただきました。
車検当日は、季節柄雨をどうにか避けたかったのですが、見事大雨の日に大当たり。
南さんはカバーをかけて検査場へ持ち込んだとか。毎度々々恐れ入ります。
雨のおかげか検査場はガラガラだったとか。
2輪車はturbo1台だけだったそうです。
問題の排気音は非常に静かで、検査官が気に留める様子さえ無く(やる気ナシ?)パスしたとか。
HID化したヘッドランプは光軸で引っかかりましたが、修正して無事パス。
混雑してなかったので「楽勝」で通せたそうです。

と、言うわけで初走行してみました。
さすがに「いきなり空中分解?」が怖かったので、近くの梶~芝四日市工場の外周道路をグルグル40Km(!)ほど走行しました。
まずシフトフィーリング。これは変わりました。
シフトカムのZR−7スプリングの効果だと思いますが、すごく軽いタッチに変化しました。(ちょっと軽すぎるような気も・・・)
「クリッ」とシフトするようになりました。
次はエンジン燃調。
ノーマルの排気管径が約45ミリ。今回作ったのが50ミリ。前回にも書きましたがかなり「抜け」が良くなったようで、街中で走る時に使う「スロットル微開、3000〜5000回転」が燃調薄くて力無い感じ。
これを解決するために、さらにスロットルセンサーを濃い側へ変化させてほぼ改善。
しかし、今度はアイドリングの不安定傾向が強く出てきちゃいました。
この辺はまたスロットルの同調出してみてからもう一度詳しく調べてみましょう。
まだナラシ段階なので高負荷域の特性はわかりませんが、普通には走れるようになりました。
排気音のほうも、まだエンジンおもいっきり回してないので「いたって普通」レベルですが、回せばそれなりに出るような感じです。
サスペンションはフロントがノーマルのためか、「ちょっとリアが勝ち過ぎかな」て、とこでしょうか。
キツめにFブレーキ当てながらコーナーに入るとフロントのダイブが大きく出て、リアが完全に抜重してしまい横に振り出てくる感じです。
リアサスの伸側ダンピングをもう少し落とすか、例のフロントアンチダイブをキツめにかければ改善するかな?(笑)
リアサス自体はノーマルよりは、はるかにイイ感じです。
想像してたほど硬くもありませんし。

ホワイトパワー製リアサスペンションは、なんとなく硬そうな感じ。
私自身、「激ヤセ体重」なのでスプリング初圧を規定の25ミリより2ミリほど緩めました。
「スプリング初圧はあまり関係ない」なんて意見もあるようですが、これだけでも空車状態ですがサスの動きがやわらかく変化したのを感じます。
ダンパーは規定通り圧側1、伸側6で走ってみます。

なんとマスターシリンダー変えても画期的改善しませんでした。
南さんと「なんでだろう・・・?」。
「ホースを変えてみよう。」南さんの提案で、店内に転がってた中古のメッシュホースを、長さを合わせて作り直し装着。
結果は・・・「う〜ん。こんなものかな〜。」確かに少しづつは改善してるようですが・・・。
画期的改善はしませんでした。
ただリアブレーキとしての「効き」のレベルは十分回復できましたのでヨシとしましょう。
『しかし「なんでリアだけメッシュホースなんだろう?」ってみんな不思議がるだろね。』
なんて、南さんと笑ってマス。

マスターシリンダー内壁にはかなりの磨耗痕が出てますが・・・。
さてさて、これが原因なのかな?

車検から帰ってきたら早速リアブレーキの修理。
南さんは「勿体無いから中古パーツ探してきてあげるよ。」と言ってくれてたんですが、日々のお仕事も忙しそうな様子。
丁度「GPz400Fはリアマスターシリンダーのみで部品出る」との情報をキャッチ。
早速これを注文してみました。
左が新品、右が今までturboに組まれていたものです。
若干形状が違いますが、基本仕様は同じようです。

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