2003年3月31日
750Turboのレストア日記

 南さんもうちょっと我慢してね。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887

このホームページはレストア状況の速報的構成になっているため不定期更新です。アシカラズ
思い起こせば一年前(だいたいですが)。
三年寝かせた750turboを完調に復活させるべく、ZR−7購入を急遽レストア路線に変更。
私はほとんど思いつきで走り出し、開店したばかりの南さんは「大変な居候」にとりつかれる事に・・・。
なんと一年がかりでエンジン始動!ここまで手こずるとは正直、想像すらしてませんでした。
南さんには、ただただ「感謝」以外の言葉はありません。
TERAさんやパウダーコーティングカトーさんには、技術的に多大なお力をお借りしました。
皆さんのおかげで無事(?)エンジン始動までこぎつけた次第です。
エンジンのデキは、音を聞いた感じでは良さそうです。
ミッションの各シフトの具合も問題なさそうですし。
あとは、タンクのガス漏れ修理、センタースタンドストッパー、カウルの取り付け作業をして、排気管制作へまわすつもりです。
つづいて燃料タンク搭載。と、思ったら・・・。
タンク後端に付く金具が、フレームの取り付けボルトと合いません。
以前はタンク後端部に付くゴムブッシングを、適当なゴム帯を巻いて処理してありました。
今回純正部品に交換したのですが・・・。
前にもホームで書きましたが、この部分は取り付け方法からして少し不可解な事が発生してます。
とにかくゴムブッシングを外して、タンクは仮付けしときましょう。
未来へ
過去へ
さあ〜エンジン始動までスパートかけましょう。
フューエルポンプリレーは、スターターリレー取り付けボルトの先に継ぎナットを取り付け、それに内側から90度向きを変えて取り付けました。

取り付け完了。
フューエルポンプの前方は比較的広いスペースが開いてるのでどうにかなりました。
ハーネスの長さも十分余裕があります。

今回は感動エンジン始動編デス。

アルミの帯材を適当に曲げてステーを作り加給圧センサーを取り付けました。

とにかくと言うか、一旦タンク搭載完了。

エンジン始動確認のためサイレンサーも古い物を取り付け。
ただ排気管に差し込んだだけですがね。

久しぶりにタンクにガソリン入れたら、なんとコック取り付け部よりタラタラと漏れ始めました。
も〜ここまで来たら引き返す訳にはいきません。
「このまま始動じゃ〜!」

お〜始動した!!(喜)

エンジンが熱くなるにつれて、塗料やオイルが焼けて、煙と悪臭がムンムン状態です。

「オイルが漏ってるよ!」
南さんの指摘にヒヤッとしましたが、こちらはオイルフィルターハウジングの締め付け不足でした。

ガソリン通路が、まったくのカラだったためか、少々始動を手こずりました。
始動して五分ほどは、イマイチ回転不安定でしたが、最終的には安定したようです。

センタースタンドストッパーを市販のステンレスステーで自作してみました。
しかし、コレでは1点支持のため完全固定できません。
ただいま改良工作中です。

ホーンは外観がくたびれていたうえ、「鳴り」が不安定で、調整ビスをいじったりしてだましダマシ使ってました。
今回交換するつもりだったので南さんに中古品を捜してもらいましたが、いい程度のモノが無く、新品購入しました。
ちなみに部品はゼファー1100と共通部品のようです。
新品部品を箱から出して見ると何か変・・・。
右側用に「R」の表示シールが無く、キズを隠すように後からキズの部分をハケ塗り塗装した跡が。
南さんによると「カワサキがどうかは知らないけど、部品をA・B・Cの3ランクに分けて、Aは完璧品で新車装着用、Bは難あり実用問題ナシ品で部品用、Cは規格外製造元返品なんて分類してるメーカーがあるよ。」との事。
コレもそのタグイですかね。
ステーだけは古いものを粉体塗装してありますから、そちらを使っておきます。