2003年3月2日
750Turboのレストア日記
ここで組み立ててます。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887
このホームページはレストア状況の速報的構成になっているため不定期更新です。アシカラズ
エンジンの組み立てが終わるとさすがに進みが早いです。
もう用意できてたパーツの組み付けがほとんどですから当然といえば当然なんですが。
ここのところの四日市は、寒さの峠を越えたのを実感できるような気候です。
エンジンの火入れも見えてきました。
マフラーの製作なんかのメドを、まだ立ててませんが「春に車検」は可能かも。
エンジン本体を無事組み終えましたので、その周りを組んでいきます。
オイルクーラーへのオイルラインパイプは新品に交換します。
タービンを避けるためのパイプの取り回しがすごいです。
タービン・エギマニはガンコート塗装済み。
先に組み立てておいて、一緒にエンジンへドッキング。
スイングアームの、エキセンアジャスターとの目盛り合わせマークが粉体塗装で消えてしまい、おかげで後輪アクスルシャフトの整列に一苦労。
基準が無いので南さんに目視で見てもらったり、二人がかりであちこちスケールで測ったり大変でした。
最終的には「こんなもんかな?」なんてところで決めました。まあ、走ってから様子を見てみます。
せっかくのシルバーメッキなので新品のグリス汚れを拭いて光らせておきました。
しかし新品のチェーングリスは硬くて両面拭き取るのに1時間ほどかかりました。かなり疲れマス。
タービン軸受けへ給油するオイルラインパイプのエンジン側ボルトにはストレーナーが仕込まれてます。
やはりメーカーもタービン軸受け部への異物流入に、少なからず神経を使ったようです。
きれいに洗浄して元通り組み付けました。
しかしこのストレーナー、真鍮メッシュを半田付けにて成形した、いかにも「ハンドメイド」という雰囲気でおもしろいですね。
排気フランジは耐熱塗装済み。
カラーやガスケットは新品に交換します。
排気ポートのガスケットを、4気筒一斉にセットしながらエギマニを取り付けるのは至難のワザ。
グリスを薄く塗っておいてヘッド側に貼り付けておくとラクです。
こんなこと、皆さんもうご存知ですよね。
これでオイルの通る部分はすべて完成したので、南さんにオイルを入れてもらいました。
オイルのブランドに、特にコダワリは無いのでWAKO‘S製のオイルを使いました。
カワサキの空冷エンジンは粘度さえ間違わなければオイルを選ばないと思ってますが、異論をお持ちの方もたくさんみえるでしょうね。
オイルを入れたら「エンヤコラ、エンヤコラ」ひたすら手でエンジンを回してオイルを各部に行きわたらせます。
ドライブチェーンはRK製の530サイズ、俗に「ゴールドチェーン」と呼ばれてる金色メッキ(塗装?)のモノをよく見かけますが、ここはちょっと志向を変えてシルバーメッキの物を購入。
さすがに在庫は無かったそうです。
120リンクの物を購入し8リンクカットしました。
南さんにカット・カシメ接続お願いしましたが、サイズが大きいためか結構苦戦してました。