2003年2月12日
750Turboのレストア日記

  ここで組み立ててます。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887

このホームページはレストア状況の速報的構成になっているため不定期更新です。アシカラズ

「またまた」、いや「またまたまた」失敗コイてます。
南さんや奥さんのわたしを見る眼差しもだんだん哀れなものを見る様な感じになってきた気が・・・。
こりゃ御祓いでも受けなきゃ厄がおちないかな?
バルブクリアランスを測定したら、パーになった排気4番以外は調整できるメドが立っただけになんとも悔やまれます。
レストアは「佳境を迎えて泥沼化の様相を呈してきた」といったところでしょうか。  合掌

せっかくシリンダー載せたのに、なんと今度は反対側のネジ目が飛んじゃいました。
またまた再びシリンダー降ろしました。
もう「ヘリサート祭り」状態です。
この日オートファクトリー373ではこんな会話が交わされました。

わたし:
クランクのタイミングマークは1・4番トップに合わせて、排気カムは「Z7EX」マーク・吸気カムは「IN」 マークを合わせておいてカムチェーンを架けて組めばOKです。
373:
1・4トップにしては排気カムの位置がおかしくないかい?
わたし:
大丈夫ですよ。ほらマニュアルにもその通り書いてあるでしょ。
373:
う〜ん・・。これじゃバルブが突き上げるんじゃないかな・・・。
わたし:
大丈夫ですよ。ハイッ組みあがりっと。ちょっと手でクランク回して見ますよ。あれ!お・重い。回らないな〜。
373:
ちょっとおかしいよ。やめたほうがいいんじゃない。
わたし:
大丈夫ですよ南さん。間違いなく組んだんだから。しかし重いな。そーりゃ〜。
音:
「パキーン」
わたし:
回った!けどすごい音がしたぞ。
373:
こりゃ曲がったんじゃない?
未来へ
過去へ
排気カムはターボエンジンのみ「Z7EX」マークではなく「Z6EX」マークに合わせないといけないことを後になって思い出しました。
以前から知ってた事だったんですが、ターボなしの日本仕様モデルのマニュアルばかり見て(輸出モデル用の英文のマニュアルはちょっと見づらいんです)作業を進めてたのと、バラしてから6ヶ月も経ってしまうと組み立てのポイントをわすれてしまってて・・・。
とにかく今回は全面的にわたしのミスです。
排気4番のバルブはピストンに突き上げられて見事に「ピサの斜塔」状態となりました。
せっかく打ち変えたバルブガイドもパーかと覚悟しましたが、こちらは手で回転させたおかげか無事のようです。
このバルブ1本だけは、再度部品注文して自分で当たりを取ってみます。嗚呼ガックリ。

で、またまた再生完了。
同じ画像ばかり載せてると皆さんが『間違えて同じページを開いた』と、勘違いしそうですから、画像は大幅省略します。
とにかく計3回のシリンダー搭載作業をした事になります。載せては降ろし、組んではバラし。また組んで・・・。

とにかくヘッドが載ったのでカムシャフトを組んでバルブクリアランスを合わせます。
バルブ交換したのでクリアランスの目安が全くありません。
仕方ないのでシムは元の通りにセットしてみてクリアランスを測定してみましょうか。