ここで組み立ててます。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887
またまた南さんに協力してもらい、無事ヘッドを載せるところまでたどり着きました。
次はバルブクリアランス・シム調整ですが、何せバルブを総交換したので目安がありません。
とりあえず元の場所にシムを組もうかなと思ってますが、クリアランスが0以下の場合、いいギャップ値を捜すのにかなり手間取りそうです。
しかしここが、いいエンジンに仕上げるヤマなので慎重・確実に進めるつもりです。
ヘリサートにより再生完了。(ちょっと分かりづらいですね)
再びシリンダーセット。
かなり難儀な作業です。
写ってる怖い顔は私ではありませんのでアシカラズ。
パツサーコイルから出た配線の排気管との接近箇所がひどくコゲてます。
配線を清掃すると以前に修正した後がありました。
前オーナーがテープ巻きで処置した後のようです。
交換したいのですが、パルサーユニットと配線一体のアッシーパーツなので、かなり高額パーツになりそうです。
もう一度テープ巻で再生しましょう。機能上は問題なさそうですし。
で、一応再生完了です。
パルサーユニットに印字された「3・12・05」の数字。
おそらくパーツの製造日1983年12月5日の表記でしょう。
こんなところから、バイクの製造時期が推測できますね。
ヘリサートという螺旋状の針金を入れて修正しますので8ミリの穴を開けた後、8ミリ再生用ヘリサートタップにて下準備します。
ヘリサートを入れ込んでいく作業はちょっと「コツ」がいるので経験者の南さんにお願いしました。
上のチューブはブローバイガスをエアクリーナまで戻す部分のものですが新品部品を購入してビックリ!
新しいもののほうが1センチも長いんです。
一瞬部品間違いだと思いました。
硬さも古いものは「プラッチック」新しいものは「ゴム」て、感じです。
経年変化恐るべし。
この8ミリのボルトを再生したところへ3Kg/mのトルクで締め付けて無事完了。
以前このボルトがトルクレンチを使ったにもかかわらず(他のエンジンで)ねじ切れたことがありました。
それ以来このボルトは新品交換してます。