ここで組み立ててます。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887
これこれ。
このオイルシールが無かったんです。
コレのおかげで一週間待ちました。
バルブに油を塗ってガイドにセットし、バルブスプリングコンプレッサーにてスプリングを圧縮しながらコッタピンをバルブ上端にセットします。
コッタピンというのはバルブの抜け止めの役目をします。
ネジピッチ修正のためにはシリンダーを外さねばならず、結局今はこんな感じに戻っちゃいました(泣)。
嗚呼!水前寺清子さんの歌がどこからか聞こえるような気が・・・。
バルブをセットし終わったら、仕上げにリテーナーにソケットレンチの駒を当てて、軽く「コンコン」と叩きバルブやコッタの座りを良くしておきます。
最後に燃焼室にガソリンを満たして、バルブとシートの密着度チェック。
さすがにポート側にガソリンが落下してくることはありませんでしたが、ポート側を手で塞ぎながら空気圧をかけると「プクプク」と気泡が・・・。
まあ、この部分はエンジンが動く限りどんどん当たりが出る部分ですから問題ない(?)でしょう。
腹いせ紛れに、分解前にヘッドカバーを被せて完成予想図(?)撮影しました(大泣)。
『♪三歩進んで二歩さがる〜♪』
これにてヘッドのバルブ組み付け完了です。
さぁ〜。ヘッドを載せますよ〜。
シリンダーにヘッドパッキン・オリフィス・チェーンガイドをセットしておきます。
そのナットをトルクレンチにて順番に締めていきます。
「ヤッホ〜!エンジンの形になったぞ〜!」
人間、結末を知らないということはある意味幸せですな。
最後に締め付けたエンジン中心、シリンダー前側のメスネジのピッチがなんとパー!!。
ガックリ。
ぜんぜん気が付きませんでした。
気を取り直して順調に進んでるほうの報告を。
ハンドルウエイトも粉体塗装しました。
ウエイトがきれいになった分取り付けのプラスビスを新品に変えないとかえって目立ちますな。
早速取り付け。
バルブスプリングシート・ワッシャーを先に入れておいてガイドの上部にシールをはめ込みます。
バルブスプリングはインナー・アウターともに、密巻端と荒巻端の区別があります。
密巻側を下側にしてセットします。
実は私、この事実を今回始めて知りました。
このエンジンは等長巻スプリングだと思ってたんです。
ステップ類も粉体塗料のミラーシルバーにて塗ってもらいました。
で、こちらは順調に取り付け完了。