2002年9月12日
750Turboのレストア日記
左の画像のパーツが洗浄などの下準備を終えて、カトーコーティングさんに持ち込むエンジンパーツなどです。
エンジン本体は例のガンコートにて塗装することにしました。
ポイントカバー類は粉体塗装で処理します。
また、750Turboの象徴的部分であるアルミ製のカウルステーも粉体シルバーで塗装することに・・。
この部分を「牙」と称して、心の鏡のように一生懸命磨いてるオーナーの方が多いようですが、グウタラなわたしの心では自己研磨不能です。(悲)

上がその「牙」の塗装前、塗装後です。
5年ほど前に立ちごけして新品に交換したにもかかわらず、手入れをサボッたのでボツボツとサビが発生してました。
表面にクリアー塗装処理がしてあるので、こうなると磨くのは大変です。
粉体塗装の仕上がりはなかなかのもの。
カワサキ車オーナーにとって「錆びない」という言葉の響きは、まさに夢のようです。
どれほどの耐久性があるのか楽しみです。

インジェクター周りもバラしました。シール類はまだ部品があったので交換して再組します。
デリバリーパイプはひどく錆びていたので交換したかったのですが、欠品部品のようなので再塗装で再生します。
はずしたインジェクターやパイプ内にほこりなどが入らないよう注意しなくてはいけません。
インジェクターノズルが詰まると大変です。
もうメーカーが供給してないパーツですから。

今回は塗装が一週間もかからずに上がってきてびっくりしました。
二週間ほどかかると思ってて、エンジン内部パーツを注文した直後でしたので、まだエンジンの組み立てできません。
ガンコートで塗装したブラックエンジンは渋い仕上がりです。
ヘッドカバーの純正ちぢみ塗装は、ウレタン塗料なら再生可能でしたが、私はその辺にこだわりは無いので、いっしょにガンコート塗装しました。
TERAさんはちぢみ塗装を薦めたかったようですが・・・。
オイルパン類もガンコート塗装です。

南さんにお世話になってます。
Auto Factory 373
四日市市西阿倉川1660番地3
TEL・FAX 059−334−7887

このホームページはレストア状況の速報的構成になっているため不定期更新です。アシカラズ

例のミッションシャフトのベアリングは供給終了とのこと。う〜ん、一番交換したい部品だけにショックですぅ〜。
その他エンジン内パーツもところどころ欠品との返事。
ターボなしのモデルのパーツが流用できないかとパーツリストを調べたりしたんですが、ターボモデルのみことごとく別部品になってます。
エンジン出力が大きいので、かなり強化部品に設計変更しているらしいです。
ベアリングは製造元の「NACHI」社でも規格外特注品扱いとのこと。
今、ベアリングをオーダーメイドできる所があるとの情報を当たってもらってます。
基本消耗部品が入手出来なくなると再生作業は大変です。

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